夏に活躍する日本の風物詩の縁側。 縁側は、日本家屋にある外と内の曖昧な空間です。部屋ではないため、空間にゆとりが生まれ、何かと役立ってきました。ですが、高度経済成長を機に、より部屋のサイズを求める傾向が増しました。集合住宅やマンションが増え、縁側を作るぐらいならば敷地ぴったりに家屋を作る。ある意味、無駄な空間と評価されてしまいました。その傾向は顕著で、近年の新築住宅には縁側がついている方が希です。 それでも縁側のある家に住みたい! そう思っている人もいるでしょう。 私は縁側が本当に大好きで、住む家を探す際には ・駅近 ・賃料 ・築年数 そして ・縁側があるか を軸に家探しをします。 しかし、縁側のある家≒ちょっと古い家になってしまうんです。そのため、賃料は安いものの、住みたい部屋の間取りや条件が縁側のある家とは繋がらないことがほとんどでした。 今回引っ越した家についても、縁側が存在しません
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