国税庁の『民間給与実態統計調査』によると、日本において民間企業で働く人の2021年の平均給与は443万3000円となった。これはOECDの平均給与5万1607ドル(約722万円)と比べてかなり低い。なぜ日本人の給与は世界とこれほど差がついたのか、米メディアが解説する。 【画像で見る】日本人の給与は世界とこれほど差がついている カリフォルニアのマックで働く魅力1840年代から始まったゴールドラッシュでは、財を成そうと金を求めて何十万人もの移民がカリフォルニアに渡った。次は、ハンバーガーを作って稼ごうとする日本の若者たちが同地に向かうのだろうか。 というのは冗談だが、カリフォルニアで新法が導入されれば、同地のファーストフード店従業員の時給が最大で22ドルになるかもしれないと、日本のメディアでは大きく騒がれている。それは現在の日本円に換算すると約3000円で、日本の平均的な最低賃金の3倍以上にも
コロンビア・サンマルティンデアマカヤクで橋を渡る子ども(2022年10月18日撮影)。(c)Lionel ROSSINI / AFP 【11月27日 AFP】南米コロンビアのアマゾン(Amazon)熱帯雨林にある先住民ティクナ(Tikuna)の村アララ(Arara)で、10代の若者の自殺が相次いでいる。 9月に入り事態を重く見たシャーマンが、アルコールやサッカー、音楽なしで過ごす「隔離」の儀式を開始した。西洋から侵入した悪習が若者を先祖の価値観から遠ざけているとして、「悪霊」を村から追い払うためだ。 まずはたばこを吸い、花を浸した水を飲む夜通しの儀式から始まった。村人はその後20日間にわたり、「欧米」の雑念と見なされるものを排除して過ごす「隔離」下に置かれた。 人口1200人のアララに行くには、近郊の最大の町レティシア(Leticia)から車で25キロほど移動し、そこからさらに1時間ジャン
コロンビア・サンマルティンデアマカヤクで橋を渡る子ども(2022年10月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】南米コロンビアのアマゾン(Amazon)熱帯雨林にある先住民ティクナ(Tikuna)の村アララ(Arara)で、10代の若者の自殺が相次いでいる。 【写真10枚】先住民ティクナのシャーマンたち コロンビア 9月に入り事態を重く見たシャーマンが、アルコールやサッカー、音楽なしで過ごす「隔離」の儀式を開始した。西洋から侵入した悪習が若者を先祖の価値観から遠ざけているとして、「悪霊」を村から追い払うためだ。 まずはたばこを吸い、花を浸した水を飲む夜通しの儀式から始まった。村人はその後20日間にわたり、「欧米」の雑念と見なされるものを排除して過ごす「隔離」下に置かれた。 人口1200人のアララに行くには、近郊の最大の町レティシア(Leticia)から車で25キロ
Published 2022/11/27 19:19 (JST) Updated 2022/11/27 19:58 (JST) 「月はどっちに出ている」「血と骨」など在日コリアンの物語をリアルに描いた作品で知られる映画監督で、前日本映画監督協会理事長の崔洋一(さい・よういち)さんが27日午前1時、ぼうこうがんのため死去した。73歳。長野県出身。葬儀・告別式は家族や近親者で行う。喪主は妻青木映子(あおき・えいこ)さん。後日、お別れの会を開く。 在日朝鮮人の父と日本人の母の間に生まれ、大島渚監督の助監督を経て、1983年に映画監督デビュー。93年、在日コリアンが主人公の「月はどっちに出ている」で数々の映画賞を受賞した。 2004年の「血と骨」で日本アカデミー最優秀監督賞などを受賞。
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