この表を処理するプログラムは、製品の種別から、後者の表を参照して、前者の表のそれぞれのレコードにおいて、列1が何を表しているかを知ることができますが、表の定義をみただけでは、個々のレコードにおいて、列1の値が何を表しているのか知るすべはありません。 つまり必ずしも二次元の表の形にきれいに格納することはできないが、それらを一まとめにして管理したいような対象(データ)が少なからず存在する。それを無理に二次元の表の形に押し込むと、どこかに歪が生じて、開発、実行、運用に余計な負荷がかかる。また、そのデータが何を表しているのか明確になっていなければ、そのデータを活用することはできない。ということです。 このように二次元の表にはおさまらないけれど、何らかの構造を持ったデータを「半構造化データ」と呼びます。ユビキタスコンピューティング時代において、センサーネットワークや、モバイル装置といったデータソース