今、日本の賃貸の自由度が変わろうとしている。 R不動産では住み手にとっても、貸す側にとってもハッピーな「カスタマイズ賃貸」を模索してきた。そのいくつかの事例を紹介してみたい。 最初は山形R不動産の小さな学生向けのアパート。 アート系の学生が多く、自宅で制作活動を行いたいというニーズは多かった。しかし賃貸にそんな物件はほぼない。そこで床と壁をぐるりと構造用のラーチ合板で囲んでしまい、釘を打とうが、絵の具が飛び散ろうがOK、の空間にした。引っ越すときは、タタミの表替えと同じ要領で、くるっと裏表をひっくり返す。そうすることで同じ材料で二度の原状復帰が可能になる。オーナーさんにとっては、壁紙を張り替えるのと負担はあまりかわらない。 壁には自転車ラックなどを設置したり、鉄のパイプで洋服掛けをつくったりと、いろいろ遊んでみた。空間を使う自由度は格段に高まる。 この物件はすぐに人気となって、今は建築・環
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