性暴力被害者への支援事業を巡る自民党の杉田水脈衆院議員の発言に、抗議の動きが広がっている。 議員辞職を求めたオンライン署名はすでに9万筆近い。自民党内からも、橋本聖子・男女共同参画相が9月29日の会見で厳しい指摘をした。 杉田議員の発言があったとされるのは9月25日。自民党本部で開かれた党内の会議で、性暴力被害者への支援事業をめぐって「女性はいくらでもウソをつける」と発言したと報じられた。 杉田議員本人はブログで否定しているが、複数の出席者が発言を確認したと共同通信が報じている。 いち早く声をあげたのは「フラワーデモ」主催の団体だ。2019年に性犯罪での無罪判決が相次いだことをきっかけに始まったデモは、性犯罪の被害にあった当事者も多数参加し、現在は全国47都道府県で毎月開催されている。9月26日夜、オンラインで緊急のデモを開催した。 呼び掛け人で作家の北原みのりさんは、オンラインデモの冒頭