福井での全社で最も注目されていたのが、いわきFC。福島県1部からJFLへの“飛び級”はならず 【宇都宮徹壱】 10月18日は、日本のサッカーファンにとって思い出深い一日となった。未明にインドのコルカタで行われたU−17ワールドカップ(W杯)では、イングランドと対戦した00ジャパンがPK戦の末に惜敗。また、この日の夜に埼玉スタジアムで開催されたACL(AFCチャンピオンズリーグ)準決勝セカンドレグでは、浦和レッズが上海上港を1−0で下し、トータルスコア2−1として10年ぶりの決勝進出を果たした。サッカーファンのSNSがこれらの話題で埋め尽くされる中、この日はもうひとつ、アマチュアサッカーファンが毎年楽しみにしている大会が閉幕している。全国社会人サッカー選手権大会、通称「全社」だ。 全社とは、地域リーグ(J1から数えて5部に相当)以下のクラブチームによる大会で、全国9地域の予選を勝ち抜いた31
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