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ブックマーク / xtech.nikkei.com (12)

  • 「イニエスタ獲得に背中押された」、J2チーム買収のサイバーエージェント藤田社長

    メルカリが日プロサッカーリーグ(Jリーグ)の名門、鹿島アントラーズ・エフ・シーの経営権を取得するなど、IT業界からのスポーツビジネス参入が活発化している。 その先兵と言えるのが楽天だ。同社はプロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスを運営するほか、J1のヴィッセル神戸の運営も手掛ける。2018年にはスペインのFCバルセロナで活躍した、世界的に著名なアンドレス・イニエスタ選手を30億円を超える破格な年俸で獲得し、サッカー界に大きなインパクトをもたらしている。 その楽天が、自社イベント「Rakuten Optimism 2019」で、「スポーツビジネスの未来」と題したパネルディスカッションを2019年8月2日に開催した。モデレーターを務めた楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長は冒頭、「スポーツには地域振興や教育的な意味もあるが、経済的にも大きなインパクトがある。2018年のサッカーW杯ロシア大会

    「イニエスタ獲得に背中押された」、J2チーム買収のサイバーエージェント藤田社長
  • アクティブ率30%超、Jリーグアプリに隠されたデジタル戦略

    Jリーグに関するニュースや試合結果の確認、チケット購入などが1つのアプリからできる。さらにスタジアムでは、専用の無線LANを使用するための認証や、スタジアムへの優先入場などにも利用できる(出所:Jリーグデジタル) 同アプリの現在の総ダウンロード数は約50万件に対して、アクティブユーザー数は15万人以上となっている。スマホアプリのユーザー行動分析や広告効果の測定を手掛けるドイツAdjustによると、一般的なアプリでは約8割のユーザーが6日以内に使わなくなるというから、クラブJリーグのアクティブ率の高さは驚異的だ。2018年のJ1の観客動員数は10年ぶりの高水準だったが、クラブJリーグも一定の貢献をしているはずだ。 リリースから1年半が経過したクラブJリーグだが、Jリーグのデジタル施策の根幹の1つであることはあまり知られていない。Jリーグは開幕して既に25年以上が経過した。リーグのレベルは高ま

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  • 目指すは「日本一オープンなクラブ」、京都からJに新風を:スポーツとイノベーション - スポーツイノベイターズオンライン

    25歳という若さで、将来のJリーグ入りを目指す「おこしやす京都AC」の新社長に就任した添田隆司氏。東京大学サッカー部出身者としては史上2人目のJリーガーとなった添田氏は、自身も現役時代にプレーしたこのクラブをどのように進化させようとしているのか。添田氏へのインタビュー後編では、同氏が目指すクラブの将来像や、これから解決すべき課題について伺った。(聞き手:上野直彦=スポーツジャーナリスト、久我智也) プロスポーツクラブは良質な人材輩出機関になる おこしやす京都は、(1)「スポーツ×教育」京都を日一の人材輩出都市に、(2)「インバウンドJクラブ」スポーツを通じて京都と世界をつなぐ、(3)「スマホメディア」日一のSNS媒体の構築、という3つのビジョンを掲げています。それぞれの意図と、具体的な取り組みについて教えてください 添田 前提として、この3つのビジョンは今後クラブのステップが上がってい

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  • 25歳でサッカークラブ社長に就任、東大出身Jリーガーの挑戦:スポーツとイノベーション - スポーツイノベイターズオンライン

    おこしやす京都ACの新社長に就任した添田隆司氏。1993年、東京都出身。幼稚園の時にサッカーを始め、横河武蔵野FCユースなどでプレーをしながら、東京大学経済学部に進学。4年生の時にはキャプテンを務め、卒業後、J3所属の藤枝MYFCに入団し、久木田紳吾選手(現ザスパクサツ群馬)以来、史上2人目の東大出身Jリーガーとなる。藤枝MYFCでは通算10試合に出場し、2017年シーズン途中にアミティエSC京都(現おこしやす京都AC)に移籍。2017年12月をもって現役を引退し、2018年12月より現職 添田 もともとサッカー選手として生計を立てていくことは“1ミリ”も考えておらず、卒業後は就職する方向でいました。数ある企業の中から三井物産を受けたのは、世界が見たかったことと、商社であれば若いときからそれなりに裁量を持って働けそうだと考えたからです。4年生の春頃には内定をいただくことができました。それか

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  • DAZN「2020年には断トツな存在のスポーツ配信業者に」

    「将来的にスポーツのライブ配信はテレビからOTT(over the top)へ移行する。高画質の4K/8K/16Kでの配信はネットのみになるだろう」――。サッカーJリーグとの、2017年シーズンから10年間で総額2100億円という巨額の放映権契約の締結で、一般に「OTT」と呼ばれるネット配信がスポーツの世界にもついに浸透し始めたことを強く印象付けたストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」。 その運営会社である英Perform Group(パフォームグループ)の“実態”は、あまり知られていない。同社はロンドンに社を構えるデジタルベースのスポーツコンテンツ・メディア企業で、2500人以上の従業員を擁する。DAZNのほか、世界23カ国で展開するサッカーサイト「Goal.com」などのWebサイトの運営や、大会・リーグ運営団体などの公式映像のみを配信するプラットフォーム「ePlayer」

    DAZN「2020年には断トツな存在のスポーツ配信業者に」
  • 100万人が同時視聴 「DAZN」に見るネット配信の未来

    2017年シーズンから10年間で総額2100億円――。サッカーJリーグとの巨額の放映権契約の締結で、世間の耳目を一気に集めた英Perform Group(パフォームグループ)。その金額もさることながら、彼らが提供するスポーツ専門のストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」は、ライブで見ることに価値のある“放送コンテンツの聖域”に「OTT(over the top)」と呼ばれるネット配信がついに浸透し始めたことを強く印象付けた。 それはDAZNのコンテンツのラインナップからも見て取れる。Jリーグ全試合のほか、サッカーでは英プレミアリーグ、スペインのリーガ・エスパニョーラ、ドイツのブンデスリーガ、野球では米メジャーリーグや横浜DeNAベイスターズと広島カープのホームゲーム、さらに米プロアメフトNFLや女子プロテニスなど、人気コンテンツを揃えている。国内のサービス開始は2016年8月だが、

    100万人が同時視聴 「DAZN」に見るネット配信の未来
  • スポーツ最大の出力は人材、社会人こそ「文武融合」目指せ

    東京・文京区を拠点とする社会人サッカークラブ「LB-BRB TOKYO」(以下、LB-BRB)は、3つのビジョンを掲げ、2020年のJリーグ入りを目指している。3つのビジョンとは「国際社会をリードするグローバルリーダーの育成~文武融合の実践~」「東京23区内にJリーグクラブの創設~東京から世界へ、ビッグクラブ構想~」「東京を世界一の健康寿命へ~健康都市TOKYOの実現~」である。 2016年12月5日には、クラブの名称を「LB-BRB TOKYO」から「東京ユナイテッドF.C.」に変更することを発表し、東京都を代表するビッグクラブを目指す方向性をこれまで以上に鮮明にした。興味深いのは、そのビジネスモデルだ。サッカークラブの経営でチームとは別に「弁護士法人」と「税理士法人」、スタートアップの支援事業を手掛ける企業の3法人を設立。グループ企業全体のビジネスをクラブの収益源にすることを目指すと同

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  • 大学と地域を融合、東京の真ん中にプロサッカークラブを!

    東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に「Jリーグ参入」を目標に掲げたサッカークラブ「LB-BRB TOKYO」(以下、LB-BRB)が2015年に誕生し、話題となった。このクラブは、日サッカー界としては珍しい大学と地域のコミュニティーの融合を目指したクラブなのだ。 LB-BRBは、東京大学と慶應義塾大学のサッカー部OB有志が設立した。前身は「東大LB」「慶應BRB」という2つのチームだ。拠地は東京大学郷キャンパスが存在する東京都文京区。所属選手は東京大学、慶應義塾大学のOBに加え、関東大学リーグで活躍した面々がズラリと並んでいる。 前身となる「慶應BRB」のチーム再結成は2010年。その後、東京都4部リーグから快進撃を続け、2017年シーズンからは地域リーグ・関東1部に昇格が決まっている。驚くべきはそのマーケティング力だ。地元文京区に社を置くフクダ電子と文化シヤッ

    大学と地域を融合、東京の真ん中にプロサッカークラブを!
  • Jリーグ、「地域活性化」の鉱脈は海外展開にあり

    創設から20年以上が経ったJリーグ。英パフォームグループと2017年から10年間、総額2100億円にものぼる放映権契約を結び、今、世界に打って出ようとしている。Jリーグ国際部部長の山下修作氏が、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科が主催したスポーツ産業カンファレンス「KEIO Sports X」(2016年10月11日)で語った、Jリーグ海外戦略の後編(前編はこちら)を談話形式でお伝えする。 アジアの多くの国は、プロサッカーリーグを持っています。韓国中国だけではなく、カンボジアにもラオスにもプロリーグはあります。さらにアジアの人は観るスポーツとしてもサッカーが大好きで、多くの国で「観るスポーツで一番好きなのはサッカー」という調査結果もあります。 そんな大好きなサッカーに、国の要人が関わっていることが多いのもアジアの特徴の一つです。皇太子や軍のトップ、財閥のトッ

    Jリーグ、「地域活性化」の鉱脈は海外展開にあり
  • 人口減に負けない、世界に「日本」売り込むJリーグ海外戦略

    Jリーグ国際部部長の山下修作氏。大学卒業後、リクルートに入社して営業や編集、Webメディアのプロモーション等に携わる。退職後、2005年よりJリーグ公認サイト「J’s GOAL」の運営やJリーグのWebプロモーション事業に従事し、2015年4月よりJリーグ国際部にて海外戦略を担当している かつて日サッカーは不人気のスポーツでした。観客はとても少なく、選手たちがプレーするのはボロボロの芝生の上。代表チームも弱く、ワールドカップ(W杯)出場なんて夢のまた夢と言われていました。 そんな状況の中、川淵三郎さん(現日バスケットボール協会 エグゼクティブアドバイザー)たちが「日をW杯に出す」「そのためにはプロ化しなくてはならない」と訴え、実際にプロ化を果たしました。当時は99.9%の人がプロ化しても絶対にうまくいかないと考えていたでしょう。しかし10クラブ8府県からスタートしたJリーグは、それ

    人口減に負けない、世界に「日本」売り込むJリーグ海外戦略
  • “自動車を超える産業” 創り出す気概

    この感覚、久しぶりでした。 だいぶ前のことになってしまいましたけれど、2016年1月、東京・有明コロシアムで元気な企業の新年キックオフイベントに参加しました。約3000人のステークホルダーが客席を埋め、読売巨人軍(以下、ジャイアンツ)の高橋由伸・新監督がゲストで登場。そして人気シンガーソングライターの加藤ミリヤさんがライブで歌声を披露し、会場の盛り上がりは最高潮に達したのでした。 企業が開くイベントでこんな華やかな雰囲気を最後に体験したのは、だいぶ前のことです。記者になりたての1990年代後半から10年くらいは、同じような雰囲気のイベントがときどきありました。日のエレクトロニクス大手が元気で、IT(情報技術)バブルが起きていた時期です。 その意味で、悪くいえばバブルのにおいがする会場だったわけですが、ワクワクするイベントでした。それは、ゲストとして現れた著名人のトークやライブが聴けたこと

    “自動車を超える産業” 創り出す気概
  • ファンの知恵でJリーグに新風を データ分析コンテストに託した夢

    スポーツの世界で、選手やチームのデータを細かく記録し、試合をもっと深く楽しみたいファンに提供する動きが活発になっている。中でも日プロサッカーリーグ(Jリーグ)は、早くからデータ分析が専門のデータスタジアムと組み、ピッチを走る選手やボールの動きを記録・公開してきた。最近は一歩進めて、データ活用のアイデアをファンの知恵を借りて実現する試みにも乗り出した。Jリーグはデータを使って何を起こそうとしているのかを追った。 サッカーにもオープンイノベーションを 「2050年までに、ぜひもう一度日ワールドカップ(W杯)を開きたい。そのためにはいかにデジタルをうまく活用して、サッカー人気をもり立てられるかにかかっている」。日プロサッカーリーグ(Jリーグ)の中西大介常務理事は、「第1回Jリーグトラッキングデータコンテスト」の参加者たちにこう訴えかけた。 東京・三田。慶応義塾大学のキャンパスは休日にもか

    ファンの知恵でJリーグに新風を データ分析コンテストに託した夢
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