日本のスパコン 世界一を奪還 6月20日 21時31分 日本の理化学研究所と富士通が共同で開発している次世代スーパーコンピューターが、計算速度の世界ランキングで1位に選ばれ、去年1位になった中国製のスパコンを抑え、7年ぶりに世界一を獲得しました。 スーパーコンピューターの世界ランキングは、研究者などが参加する国際会議で年2回発表されているもので、20日、ドイツで発表されたことし上期のランキングで、日本の理化学研究所と大手電機メーカーの富士通が神戸市で開発を進めているスパコンの「京」が計算速度で1位に選ばれました。「京」はその名のとおり、1兆の1万倍に当たる1京回という世界最速の処理能力を目指しており、整備段階ですでに1秒間に8162兆回の処理能力を達成し、去年1位だった中国製のスパコンの性能を3倍以上上回って1位になりました。日本のスパコンが計算速度で世界ランキングの1位を獲得したのは、平