就活問題・労働問題・教育問題などをとことん考察していくブログ。たまに、就活生・労働者を擁護する言説を批判することも。「日本の就活って何だかおかしい!」と漠然と感じている人から「就活のおかしさをきちんと勉強したい」と考える人まで是非御覧下さい。 日野瑛太郎さん批判や読解力が欠けたコメントを取り上げている内にすっかりご無沙汰となった感がある、就活の問題点を検討する試み。ただつい最近、常見陽平さんが「就活と日本社会」という就活を社会問題として捉える本を出したことを受けて、久しぶりに問題に触れてみた。 結論から言えばこれはかなり酷い本で、具体的にどこが問題なのかはこの記事とamazonのレビューにて記した。かなりの長文となったけれど、これでもまだ本の問題点を一部しか指摘していないということはこの場を借りて書いておきたい。なお、レビューと併せて過去記事「100社受けてすべて落ちる就活生もいる一方で、