Inc.:最近の研究をざっと見ただけでもすぐにわかるように、昼寝は基本的に、生産性にまつわるありとあらゆる問題を魔法のごとく解決してくれる特効薬です。昼寝をすれば、パフォーマンスが向上し、記憶力もアップします。ストレスは軽くなり、創造力もわいてきます。そればかりか、優しい気持ちにもなれるのです。 ところが、昼寝の効能はこれほどまでに明らかなのに、午後に時間を見つけてちょっとひと休みしようという大人はあまりいません。それはなぜでしょうか。どうやら多くの人にとっては、職場の環境が大きなハードルとなるようです。部下に昼寝を許してくれる上司はそんなに多くなさそうですし、オフィスの中で、ちょっと頭を休ませられる場所を見つけるのも、かなり難しいでしょう。とはいえ、仕事のやり方や進め方を自分で決められる起業家であっても、なかなか昼寝をしようとしません。ほんの少し休みたいと身体が悲鳴を上げている時でさえも