お久しぶりです、エムスリーエンジニアリンググループ 兼 QLife エンジニアの園田です。 STNS という pam と連携可能な HTTP プロトコルを利用した Linux の認証機構があります。 通常は TOML でアカウント情報を管理するのですが、API のインターフェースが公開されているため、独自のバックエンドサーバーを構築して利用することも可能です。 弊社 SRE の寺岡も独自のバックエンドを実装した記事を Qiita に投稿しています。 qiita.com 今回実装した STNS のバックエンドは、AWS の API Gateway + Lambda + DynamoDB で実現しました。 ただ、この構成もすでに既出記事がいくつかあり、そんなに珍しくもありません。 今回の実装のポイントは、API Gateway の Private エンドポイントで実装していて、特定の VPC