この記事は、2019年12月7日に名古屋で開催された WCAN 2019 Winter での登壇内容をテキスト化したものです。アクセシビリティ Advent Calendar 2019 の 9日目のエントリーです。 当日使用したスライドは SpeakerDeck で公開しています。 ウェブ制作に活かすユニバーサルデザインの視点|SpeakerDeck はじめに 「ユニバーサルデザインとウェブ」と聞くと、あまり馴染みがないように思われるかもしれません。しかし実は、ウェブは生まれながらにユニバーサルな性質を持っています。ワールド・ワイド・ウェブの考案者ティム・バーナーズ=リーは、次のように述べています。 The power of the Web is in its universality. ウェブは、世界中の誰もが、自分の好きな場所で、好きなデバイスで、好きな時にアクセスすることができます。
CSSは簡単なコードで書けます。しかし、プロジェクトの規模が大きくなるにつれ、コードが重複したり、未使用のコードが増えたり、!importantでの上書きが増えたり、読みにくいコードになります。 CSSのセレクタの書き方・命名や管理を改善する、シンプルで非常に効果的な5つの原則を紹介します。 Improve your CSS with these 5 principles by Adrian Bece (@AdrianBDesigns) 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに CSSを改善する命名の原則 CSSを改善する詳細度の原則 CSSを改善するDRY原則 CSSを改善する単一責任の原則 CSSを改善する開放/閉鎖原則 CSSを改善する方法のまとめ はじめに CSSは簡単で分かりやすいのに、CSSを書く時に
私は ある出来事 をきっかけにAdobe製品をやめて他社の製品でWebデザインをしようと考えていました。 最初に考えていたのがPhotoshopの代わりにAffinity Photo、Illustratorの代わりにAffinity Designer、そしてAdobe XDの代わりにSketchまたはFigmaのようなプロトタイピングツールを使用しようと考えていました。 最初はこうしようと思っていた しかし、さまざまな可能性を試した結果、今までPhotoshopとIllustratorとAdobe XDの3つのアプリでおこなっていたことをたった1つのアプリで完結させることができ、しかもあらゆる作業をAdobe XD並みの速度でできる方法があるという事に気づきました。 たった1つのアプリで完結させることができるという事に気づいた ここ最近はたった1つのアプリでWebデザインを完結させるワーク
はじめまして!TAK(@tak_dcxi)と申します。 noteのアカウントを取得して数週間経つのですが、一度も投稿をしていないはずなのにフォロワーが15人もいたのでそろそろ手を出さないとなーと思いながら書いております。 今後もnoteを投稿していこうとは思っておりますが、僕が投稿するnoteは基本的に自分自身への備忘録のつもりで書いています。 今回のnoteもあくまで自分の感想の紹介であり、世間一般の考え方とは違うものも含まれます。あくまで参考としてご覧いただけますと幸いです。 # なぜ丁寧なCSS設計が求められるのか? 簡単に言えば以下の点です。 - 保守性・メンテナンス性が向上する - 複数人でコーディングを行う際に作業がスムーズに行える - スケールの大きなwebサイトに対応しやすくなる まず、「保守性・メンテナンス性が向上する」という点ですが、これはめちゃくちゃ大切です。 Web
こんにちは! 株式会社スペースマーケットデザイン部の久保です。 ここ数年はデザインツールの戦国時代と言われるほど世の中には色んなデザインツールがありますが、2019年10月現在のスペースマーケットのデザイン部ではFigma をメインに使用しています。 この4年間でPhotoshop → Sketch ⇔ XD → Figma とスペースマーケットに合ったデザインツールを探して右往左往していましたが、今のところはFigma を使用するのが最適解だと感じています。 Sketch → Figma 移行時の背景や実際に移行してみての実践等は横井が詳しく記事にしてくれていますのでそちらを参考にしていただき、今回はSketch からFigma へ移行した際、そもそもなぜ移行したかったのかの掘り下げと、移行して楽になったことなどの効率面をまとめました。 移行に迷っている方から普段Figma に慣れ親しん
デフォルトでも便利な機能が多数用意されており且つ定期的にアップデートも行われているAdobe XDですが、プラグインを利用することでより効率よくデザイン制作を進めることができます。 そこで、今回は便利なプラグインが数多く公開されている中でも個人的に特におすすめなプラグインを紹介します。 エントリー内では基本的にMacで使用した場合の見栄え・メニュー・ショートカットで紹介していますが、Winでもそこまで大きな違いはないので適宜置き換えてください。 プラグイン紹介時のキャプチャや挙動については、このエントリー公開時点のものになります。 プラグインのインストール・アンインストール・実行について インストール プラグインのインストールは、公式のものであればアプリから簡単にインストールができます。 イメージ内①のようにサイドにあるプラグインアイコンをクリック後に表示されるメニューの右上にあるプラスア
CSSのレイアウトは最近ではFlexboxが主流となり、それまでの考え方や実装方法とは大きく異なります。@mediaのブレイクポイントやハックを使用せず、CSSの性能を活かした、コンテキストに依存しないコンテンツベースで実装するコンポーネントのレイアウト方法を学べるRelearn CSS layoutを紹介します。 すべてのデバイスに対してフレキシブルなレイアウトが可能で、一貫性のある簡潔なコードで実装できます。 Relearn CSS layout Relearn CSS layoutは、インクルーシブ HTML+CSS&JavaScript(紹介記事)、コーディングWebアクセシビリティ(紹介記事)などの著者Heydon Pickering氏(@heydonworks)とAndy Bell氏(@andybelldesign)のプロジェクトです。
本講座ではWordPressで簡易な企業サイトのオリジナルテーマを作成する方法を紹介しています。 WordPressでは企業サイト向けのとても素敵なテンプレートが多数配布されており、それらを利用するのも賢い選択です。 ただカスタマイズが思うようにいかないこともあるので、HTMLやCSSを理解している方はゼロからオリジナルテーマを作って、必要な機能を追加していく方が思い通りのサイトを作る早道になるかもしれません。 対象と前提 HTMLとCSSを理解している方 FTPでファイルをアップロードできる方 WordPressの管理画面を操作したことのある方 ローカル開発環境等にWordPressがインストールされていることが前提※です WordPressのインストール方法の説明はありません。
ECサイト構築・EC運営コンサルティングなどを行っているアートトレーディング株式会社は、世界で展開するECプラットフォームshopifyとWordPressの連携に対応することを公表した。 ECサイト構築・EC運営コンサルティングなどを行っているアートトレーディング株式会社は、世界で展開するECプラットフォームshopifyとWordPressの連携に対応することを公表した。同社は、このとこで「自社サイトの商品プロモーションをもっと充実させたい」「自由な商品ページを作りたい」といったニーズを有する事業者はWordPressの導入でそれらが実現可能になるとしている。 サービス概要 [1] プロのデザイナーによるTOPページ制作・カテゴリー一覧ページ・商品ページ制作 [2] カテゴリー設置 [3] サーバー証明書インストール [4] SEO対策 (google analystics / goo
デザインカンプを基に実装する難しさはあらゆる場面で語られます。私の場合は特にレスポンシブデザインに関する仕様の解釈に悩む場面が頻繁にあります。 その問題点はどこにあるのでしょうか。私の制作したツールの紹介を通して、グリッドシステムのあり方やレスポンシブデザインの意味などを考察しました。 デザインカンプとワークフローの関係性 ウェブサイト制作のワークフローでは、クライアントとの上流での合意形成と開発者への指示書との役割をデザインカンプが兼ねるパターンがよくあります。デザイナーはウェブページの実装仕様を決定しながらデザインカンプを制作し、開発者はデザインカンプを通して前工程での決定を読み取りながら実装します。 デザインカンプを基に実装する難しさの一因は、それがシステムが取り得る状態のうちの一場面を切り取った単なるスナップショットでしかない構造です。 仕様を理解するためには、デザイナーが想定する
HTMLだけで多くのことが実現できるのは素晴らしいことです。一昔前までは、CSSやJavaScriptを使用しなければできなかったこと、かなり複雑なコードを書かなければできなかったことが、実はHTMLだけで多くのことが実現できます。 知っておくと便利なHTMLの使い方をまとめて紹介します。 HTML can do that? by Ananya Neogi 先日紹介した「CSSでここまでできるのか!」の続編です。 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 1. datalist -フォームに入力候補を表示 2. dialog -ダイアログ ボックス 3. progress -プログレスバー 4. detailsとsummary -開閉パネル 5. inputmode -スマホで入力時に適したキーパッドを表示 6. inpu
Pugのファイル設計について(LPなどの1ページ案件) Pugのファイル設計は、SCSSファイルの設計に比べて複雑ではありません。 実務を通して、色々と試してみましたが、ルールが統一されていれば、基本的には自分(チームや会社)が見やすいファイル設計で問題ないと思っています。 複雑なファイル設計にはならないので、第三者が見てもすぐにどのようなファイル設計になっているか理解できるはずです。 ただし、ルールが統一されているというのは重要なポイントです。 ルールが統一されていなければ、第三者が見たとき(引き継いだとき)に、どのようなファイル設計になっているのか判断ができません。 私の場合、LPなどの1ページ案件と、コーポレートサイトのような複数ページ案件で、ファイル設計のルールを分けています。 LPなどの1ページ案件に関しては、include(インクルード)ファイルを分けなくても問題ないと個人的に
初めまして、ameko(@tk04amedama)と申します。 普段は都内の制作会社でWEBデザイナーをしています。 と言ってもまだまだ新米なので、日々勉強中です。 その勉強の一環で、最近のWebサイトで使われている メインビジュアルの構図を一覧にしてまとめた画像をTwitterに投稿してみたところ、思いがけず多くの方に反応いただけたので、その後に行っていた構図ごとの分類分けや分析も公開してみようと思い、初めてnoteに投稿してみました。 はじめに集めたサイトの数は全部で70個。自分の仕事の参考のために集めたものなのでほとんどがBtoB向けサイトです。(BtoC向けサイトだと、この構図一覧もまた、全然違うものになりそうだなと思う。) 構図の名前は、なんとなく自分なりに語呂がいい名前をつけているだけなので、あまり突っ込まずふんわり流していただけると幸いです。(もしこの構図の正式名称とかあった
DR2023 Michelle Ou - Let’s make design research more inclusive
はじめに 印刷の事業でデザインだけではなく、DTP(印刷)のオペレーション業務も兼務しておるデザイナーです。両方やってるのでわかるのですが、「デザイナー側」と「DTP(印刷)のオペレーション側」の入稿作業って少し違う部分があって。 それでも、デザイナーにこれだけは知っておいて欲しいというものがあります。 もちろん色々な印刷会社で入稿方法はそれぞれ異なることもあるので、基本的なことと考えてください。前半は中級者向け、後半は初心者向けの記事になっています。 いつものIllustrator入稿データチェックに加えて欲しいこと デザイナーでこれをチェックしない人が多いのですが、なんといっても分版プレビューです。知ってる人は当たり前ですが、デザイナーはなぜか皆んなチェックしないんですよね。 分版プレビューとは デザインデータに使用しているCMYKに加えて特色などのすべての色を版ごとにチェックできる機
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く