大田原市議6人の、みんなの党離党の動きに続き、小山市議3人が離党届を提出していたことが27日、分かった。09年の結党以来、渡辺喜美代表と行動を共にした同志の相次ぐ「離反」。残った県議や他の市議からは「無責任だ」と批判の声が上がるが、次期衆院選に目を転じると、波乱含みの様相だ。【長田舞子、柴田光二】 ◆県議補選引き金に 離党届を出した小山市議は、みんなのクラブの野原勇一代表(46)ら3人。26日に受理された。今後は無所属として活動し、市議会にみんな系の会派はなくなる。 離党の引き金は、11月18日にある県議補選(小山市・野木町選挙区)に同党公認候補として小野塚久枝氏が出馬表明したことだった。小野塚氏は今年8月の市長選に立ち上がれ日本の推薦を受けて出馬したが落選。みんなの党は同党の前県議で高橋修司氏を応援していたが落選している。 今回の県議補選の出馬会見に同席した渡辺喜美代表は「高橋氏の場合は