3時間00分 旧かなについては、私の世代の者(50歳になる)でも、「うひゃあ」という反応が一般的だと思う。初対面の人間がいきなり和装で現れた感じ。あるいは、訪問したお宅のトイレが和式の、しかも汲み取り便所だった時に感じるみたいな緊張感。今の言葉で言うと「ドン引き」ですね。私自身も同じだ。読んで読めないことはないのだが、やっぱり骨が折れる。まして、生身の文章を旧かなで書かれたりすると、正直、ムッとする。 ……と、以上が、本書を読む前に私が抱いていた旧かなづかいに対する「偏見」だ。もう少し言うと、当方は、旧かなを使う人々について、「偏屈者」「復古主義者」「国粋鉄砲玉」「気取り屋」「ざあます文化人」「封建人格」ぐらいな感じを抱いていたわけだ。 撤回する。私は間違っていた。いくつかの偏ったサンプルをもとに、この国の古い言葉づかいと、それを使う人々について誤った認識を抱いていた。申し訳ない。 本を読
仕事をするうえで避けて通れないのが文書作りだ。日経ビジネスアソシエが実施したアンケート調査によると、65%の管理職が「部下の文書作成能力と仕事を遂行する力は相関している」と答えた。優れたビジネス文書はあなたに高い評価とチャンスを与え、下手な書類はあなたに過小評価をもたらす。 事実やアイデアを分かりやすく説明する意欲さえあれば、文書作りは難しくない。読む人を納得させるビジネス文書を作成するための設計図、そしてデキる人たちの工夫を凝らした文書術を紹介する。一段上のビジネス文書で、顧客の、取引先の、上司の信頼と支持を取りつけよう。 文/三橋英之、柳生譲治、治部れんげ、上田真緒 写真/稲垣純也、木村輝、鈴木愛子、吉田明弘 あなたが日々作成しているビジネス文書を上司は一体、どう見ているのか。 アンケートからは上司と部下のすれ違う意識が浮かんできた。 毎日の仕事で、報告書・企画書・提案書などを作る
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