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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (330)

  • 職人が無口な理由:日経ビジネスオンライン

    今回お話を伺った国村次郎さんは、50年にわたって新幹線の顔の部分を作り続けてきた板金職人だ。微妙な曲面をハンマー1で打ち出して作り上げていく技を見せていただいた。その打ち出しの原理を初めて理解して、ある種の戦慄を覚えた。 仮にコンピューターを使って制御したとしても、きわめて複雑な計算が必要になる作業を、国村さんは瞬時に、いとも簡単にやってのける。うまくいっているときは無心の状態で、余計なことを考えるとかえってうまくいかないと国村さんはおっしゃっていた。 意識では追いつかない自動化された高度な能力。ハイデガーもそういうことを言っている。ハンマーを振るっていてうまくいっているときは無意識で、打ちそこなうと初めてそこで意識が立ち上がるといったことだ。 だから職人は無口なのだと思った。これだけ複雑な計算をしているとしゃべっている暇はない。この複雑な計算を意識的にやろうとするとすごく大変なことだが

    職人が無口な理由:日経ビジネスオンライン
  • 地上げ屋の道徳教育:日経ビジネスオンライン

    記事一覧 2008年9月24日 地上げ屋を辞める。それが人生の目標になったんや。 2年ぐらい前、奈良県で医者の息子が自宅に火をつけ、母親や姉弟を殺してしまった事件があったやろ。「勉強していい医者になれ」っていう親父のプレッシャーに耐えかねて放火した、という話やったと思う。放火するぐ... 2008年9月17日 【第10話】楽して得たカネは体にワルいで 何度も言うてるように、カネがあるから幸せになるわけではない。高校卒業後のオレはとにかく贅沢をしたい、カネ儲けをしたいという一心やった。ほんで、いろんな悪さをし、この業界に入り、30歳前に独立し、バブ... 2008年9月10日 【第9話】常軌を逸した執念も時には必要になるもんや 人生を生きるうえで、時たま思い出す言葉やフレーズってあるやろ。落ち込んだ時に自分自身を奮い立たせ、調子をこいている時に自分を戒めるような言葉やな。正直、子供たちには早

    地上げ屋の道徳教育:日経ビジネスオンライン
    liquid0614
    liquid0614 2008/07/16
    修羅場をくぐってきた人間だからできる道徳教育
  • ぼけてなお、幸せに生きるために~『「痴呆老人」は何を見ているか』 大井玄著(評:澁川祐子):日経ビジネスオンライン

    高齢化社会が問題となって久しいが、書店の棚を眺めていると、いよいよ事態が深刻化してきたなと思う。ここんとこ、「老」の文字がついたがさかんに目につくようになったからだ。老後の生き方指南書はもちろん、住まいや遺言の残し方などハウツーものも多い。そうしたのなかから、『おひとりさまの老後』(上野千鶴子著、法研)といったベストセラーも生まれている。 第一次ベビーブーム(1947年~1949年)の世代が60代に差しかかり、高齢者(65歳以上)が増加の一途をたどる日の社会。そこには、「老いていく自分」に対する不安が渦巻いている。だからこそ、「老後をいかに過ごすか」を説くが次々と出版されているのだろう。 年とともに体力、気力が失われていくのを実感しつつ、もしも病気になったら、「ぼけ」てしまったら、と不安ははてしなく浮かぶ。だが、病気も「ぼけ」もいくら防ごうと思っても、完璧に防げることは決してない。

    ぼけてなお、幸せに生きるために~『「痴呆老人」は何を見ているか』 大井玄著(評:澁川祐子):日経ビジネスオンライン
  • “クソッタレ撲滅”で職場いじめ解消を:日経ビジネスオンライン

    私はひょんなことから、職場いじめをテーマとしたを出版しました。米国のマネジメント誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」に短いエッセイを書いたのが発端です。それが数多くの読者の反響を呼び、読者自身が見聞した職場いじめの実例を記した電子メールが、私の元へ次々と送られてきたのです。 それでを書いたわけですが、その後も読者からのメールは舞い込み続けています。このほど日語版の『あなたの職場のイヤな奴』(講談社)を出しましたが、出版する前から実は、日の方々からも電子メールを受け取っていた。「日にも同じような問題がある」と指摘する内容でした。 このは思いがけず、米国だけでなく海外でもベストセラーになりました。多くの読者の関心を引いた第1の理由は題名でしょう。 原題の『The No Asshole Rule(クソッタレ撲滅ルール)』はもともと、私の職場で新任教授を選定する際に適用してきたルールの

    “クソッタレ撲滅”で職場いじめ解消を:日経ビジネスオンライン
    liquid0614
    liquid0614 2008/06/09
    怒鳴る、無視する、陰口を言う・・・というクソッタレ=Assholeを排除する。
  • トラブル校にやって来る『青い鳥』 ~話し上手よりも「たいせつなこと」:日経ビジネスオンライン

    私は、しゃべりが下手だ。話しているうちに、何を話したかったのか忘れてしまったり、気の利かない相槌を打ってしまったり。人と話した後は反省しきりである。だから、書くことを仕事にしたのかもしれないが、ライターという仕事は取材や売り込みなど、思った以上に「しゃべり」が重要な場面が多く、凹む機会は一向に減らない。 でもきっと「話すのが得意」と自信満々に言える人は、そう多くはいないだろう。たいていの人が大なり小なり、どうやったらうまく話せるだろうかと悪戦苦闘している。だから、話し方やコミュニケーション術を指南するはなくならないし、次々と新種が発売される。 かくいう私も、そういったハウツーを時折チェックせずにはいられない人間だ。そして、そこに書かれている「こうすれば相手に好かれる!」「こう言われたときはこう返す!」なんておびただしい数の事例に圧倒され、「なるほどなあ」と思うと同時に、「当にそんなん

    トラブル校にやって来る『青い鳥』 ~話し上手よりも「たいせつなこと」:日経ビジネスオンライン
    liquid0614
    liquid0614 2008/06/06
    1ページの最後だけでジンときた。
  • 「ああ、面白かった」と死ねる、そんな生き方ができる国に ~村上もとか氏インタビュー:日経ビジネスオンライン

    現代の脳外科医、南方仁は、ある夜突然幕末時代の日へタイムスリップしてしまう。そこで見たのは、現代から見れば劣悪な環境と医療技術の中で、したたかに生きていく江戸時代の市井の人々。そして、改革期の日を支える勝海舟、坂龍馬、西郷隆盛らとも出会う。仁は、自らが持つ医療技術を約130年前の時代に普及するべく、仲間たちと共に死力を尽くす…。破天荒な設定と重厚な筆力が織りなす異色の医療ドラマ『仁-JIN-』、累計100万部を超えたシリーズ最新刊の発刊を期に、筆者の村上もとか氏にインタビューした(聞き手は日経ビジネスオンライン副編集長 山中浩之) ―― 村上もとかさんのマンガは、すごく描き込んだ絵のリアリティーと設定の上に、とても気持ちのいい主人公がいて、ライバルがいて、ヒロインがいて、その人間関係の中で「技」に打ち込んでいくことを通して、登場人物たちが成長していく…そんなイメージを勝手に持っていま

    「ああ、面白かった」と死ねる、そんな生き方ができる国に ~村上もとか氏インタビュー:日経ビジネスオンライン
  • 【10】「正しい敬語」はなぜダメなのか?:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    「品川庄司」の品川さんが、某深夜テレビ番組で「暴走族が早婚な理由」についての自説を述べていた。どうでもいいことを熱く語る能力にたけている品川さん。今回は「逆に言うと」という言葉を、戦略的に繰り返し使っていた。 「逆に言うと」と言いながら、ちっとも逆のことを言わない。手あかにまみれたこの言い方をとことん貫くこと でおかしみを際立たせる戦略は見事に功を奏し、共演者たちの爆笑を誘っていた。そこに相方の庄司さんが「逆に言うとさあ」と、これは正しく前後が逆の文脈表現で突っ込んだ。 「相方のくせしておれの『逆に言うと』の寿命を縮めてどうすんだよ!」。品川さんは怒るふりして突っ込み返し、きっちりオチをつけ、笑いをさらに増幅させていた。お笑いタレントの言語感覚には舌を巻くことが多い。 ビジネスパーソンこそ言語感覚を 言語感覚が求められるのは、何もバラエティー芸人だけではない。デキるビジネスパーソンは話術を

    liquid0614
    liquid0614 2008/06/06
    ケースバイケースだけどさ。
  • 13:あなたを見ていると、働きたくなる:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    その社長は、ひとつところに5分といることのない方だった。 実に忙しないのである。 どのくらい忙しないかというと、営業部に立ち寄ると、立ったまま報告を聞いていくつかの指示を出し、隣の販売部に行ってまた同じことをやり、すぐそのあとで仕入れ部に行って業者が持ち込んだ試作品を手にとって眺めたり、それが品ならつまんでみたり、部員と業者のあいだで仕入値で折り合いがつかないと知ると、よし、じゃあ××円でいこう、と即断し、また次の部署に移るといった具合だった。取り立てて用のない部署を通るときにも素通りすることはなく、必ず何かしら一声かけて行く。 私がその社長の密着取材をしたのは4年前のことだ。丸々3日間、金魚のフンのごとく後ろをついて回ったが、事件取材で現場を歩くのとどっちが歩くだろうと思えるほど歩かされた。万歩計を持ってくりゃよかったと思ったほどだ。 社社屋はというと、見た目も造りも体育館と何ら変

    liquid0614
    liquid0614 2008/05/30
    ダイソー社長の話か。後半はよく分からんけどとにかく人間好きであればビジネスで上手くやっていけるって言いたい?んー。
  • インサイダー取引はなぜ悪いのか:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン インサイダー取引はなぜやってはならないのか。多くの人は、「違法行為だから」「金融商品取引法に違反するから」と答えるであろう。しかし、それは決して十分な答ではない。それどころか、そういう考え方に基づいて「法令遵守の徹底」にばかりに意識を集中させていることが、かえって、最近のインサイダー取引問題の深刻化の背景の1つになっていると見ることもできる。 私は、かねて「『コンプライアンス=法令遵守』ととらえるのは誤りだ」と言い続けてきた。こう言うと多くの人が「全く同感だ」と言って大きく頷いてくれる。 しかし、その人たちのほとんどは、「コンプライアンス>法令遵守」、つまり「コンプライアンスは『法令遵守』では足りない。法令を遵守するのは最低限の要請で、それだ

    インサイダー取引はなぜ悪いのか:NBonline(日経ビジネス オンライン)
    liquid0614
    liquid0614 2008/05/28
    ルールづくりよりも仕組みづくり。仕組みの見直しなど。ドリルダウンの仕方がまずいケースが多いのか。
  • 目の前にある文房具がいとおしくなる本5冊:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    text by 高畑正幸(たかはたまさゆき)サンスター文具商品開発チーム 1974年生まれ。千葉大学工学部大学院修了後、2000年サンスター文具に入社。「シュレッダーはさみ」「でるけし」など数多くの文房具を開発。グッドデザイン賞受賞7回。テレビ東京の番組「TVチャンピオン」の「全国文房具通選手権」で3回優勝。作り手であると同時に、無類の文房具マニアでもある。 新入学・進級・就職など、人生における様々な転機に、文房具を新しく購入した人も多いだろう。 私もこれまで、何かを学ぶ時、表現する時、作る時、たくさんの文房具を使ってきた。 文房具はとても身近な道具だが、我々の知的活動に欠かせない重要な道具である。私たちは考えたことを伝えたり、イメージを実体化させたりする時、文章や絵、図面や数式などの形に記し、それらを整理、編集していく。そこにはいつも文房具が関わってきた。 しかし、文房具はあまりに日常に

  • 有給休暇引当金で、会社は強くなる:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 2008年5月も後半となった。日の読者の皆様も、夏休みや今年の休暇の計画を立てていらっしゃる時期だろうか。 米国在住の筆者にとって、この時期、休暇の計画について語ることは米国人との会話では欠かせない。特に職場の雑談で休暇には何をするのかと聞かれたら、里帰りでも、近場の旅行でも、何でもいいのでともかく楽しげに語ることが重要である。そうでないと、予定の無い寂しい人だと思われるどころか、勤め先からは要注意、とされてしまうことがあるくらいなのだ。 多くの米国企業では長い間、有給休暇を使っていない社員などに、取得を勧告することがよくある。こうした行動の理由として従業員の健康管理という側面もあるが、もう1つ考えられるのが、米国会計基準で要求される「有給

    有給休暇引当金で、会社は強くなる:日経ビジネスオンライン
    liquid0614
    liquid0614 2008/05/26
    有休残は負債になるのかー。導入はなかなか難しそうだけど面白い。が、しかし!有休なのに仕事する人たちもやっぱりいるわけですよ。
  • 【1】「Win-Win」って言うだけじゃダメ:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    全部立たせる技術 あちらを立てればこちらが立たず。 そんな困った状態のとき、どうするか? どちらかを犠牲にして、どちらかを立てる。 もっとまずいのは、あれこれ悩んでいるうちに双方ともダメにしてしまうときだ。 会議の場でもよくあることだ。 あれもこれも検討したけれど、結局決まらず。次に持ち越し。 「あの長い会議は結局なんだったんだ!」 どんよりとした気持ちになった経験がある人もいるだろう。 「Win-Winで行きましょう」 最初はそう言ってくる。 でも、困ってくると相手を犠牲にして自分だけ逃げ切ろうとする。 そんな人もたくさんいる。 どうしてそうなっちゃうんだろう? 何がいけないのか? いろいろな原因がある。 でも、ひとつ確かなことは「発想力」が足りない! 「発想力」が不足している。 発想を単なる「ひらめき」と勘違いしているから、こんなことが多発するのだ。 発想を

    liquid0614
    liquid0614 2008/05/21
    なるほど
  • 悪法は「法」ではない:日経ビジネスオンライン

    今回お話を伺った弁護士の鈴木利廣さんは、薬害エイズ、ハンセン病、薬害肝炎など日の薬害事件や多くの医療過誤事件で患者側弁護士として闘い続けてこられた。 鈴木さんは、人と人との争いを解決するには2つの方法があるという。1つは和解を目指した話し合いによるもの。もう1つは法律に基づいた強制力を持った方法だ。 我々は普段、普通にビジネスをしている中では、国家というものをさほど意識しないし、法律というものを意識しない。もちろん、通貨が通用することは国家と結びついているし、商取引についても契約がきちんと守られるためには、国家という存在が背後にある。 今、ITや情報系の産業に光が当たっていて、そこでは国家というものが不在の状況の下でいろいろなことが行われている。そういった面がフォーカスされがちだが、命や健康、人間の尊厳などが関わってくるところでは、法律というか、法的強制力や国というものが浮上してくる。鈴

    悪法は「法」ではない:日経ビジネスオンライン
    liquid0614
    liquid0614 2008/05/21
    「パイオニアこそ原理原則に従う。」
  • 「数値目標」が判断を誤らせる:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン タレントで弁護士の橋下徹氏は財政再建を旗印に選挙戦を戦って大阪府知事に当選しました。2008年2月6日に行われた知事就任後最初の記者会見で橋氏は「財政非常事態宣言」を出しています。今回はまず、この「非常事態宣言」という言葉に注目してみましょう。 辞書で調べると「非常事態宣言」とは、主として国家の運営が何らかの理由により破綻の危機に瀕し、これに対して「平時の法制を超えた措置を実施すること」を最高責任者が発令するものとされます。テレビの演出にも通じているはずの橋下氏やそのブレーンたちは、あくまで比喩、ないしキャンペーンとして、この「非常事態宣言」という言葉を使ったのでしょう。しかし、言葉の定義を厳密に考えるなら、これは大変に不用意なことです。な

    「数値目標」が判断を誤らせる:日経ビジネスオンライン
    liquid0614
    liquid0614 2008/05/21
    世の中ゴネ得になっちゃうんだわな。
  • 【6】ヒューマンスキルは必ず磨ける:日経ビジネスオンライン

    前回は、「ポータブルスキル」を「対人力」・「対自分力」・「対課題力」の3つのカテゴリーに分類して、自分の強みと対極にあるスキルを伸ばすことの大切さを解説しました。 今回からは、1つずつのカテゴリーに焦点を当てて、その能力を鍛える方法を具体的に紹介します。 まずは「対人力」。 人に対するコミュニケーション能力です。他者と新たな関係を築く、良好な関係を維持する、関係を発展させる…などのヒューマンスキル全般を指します。 すべての業務は他人との協働で成り立っています。対人力がなければ、他のスキルがどんなに優れていても、成長に限界が出てくるでしょう。それほど重要な、必須のスキルです。 前回詳しく説明したように、「対人力」は8つの具体的な能力に分類できます。図1を見てください。 左右に並んだそれぞれの力は対極の関係で、どちらかが強いとどちらかが弱い。両方を兼ね備えた人は滅多にいません。 よって、「主張

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    liquid0614
    liquid0614 2008/05/21
    いかにもコンサル的な記事っぽいけど
  • ソニーを救い、日立を助けた『町人学者』 ~「産学連携」は、大学が本当に大学らしくあってこそ:日経ビジネスオンライン

    1990年代に入ってから現在まで、「産学連携」が大学改革の一つの目玉となっている。大学側には、大学全入時代による経営難、国立大学の独立行政法人化などがあり、少しでも民間から資金を得たい実情がある。企業側も、スピーディーな技術革新の必要性から、知のリソースを大学に求めるようになった。 だが、産学連携は成功話ばかりではない。「A社とB大が共同開発」という経済面の見出しの背後には、頓挫や御破算や物別れの山がある。利益追求が最優先の企業と、知の探究が大義の大学が手を組むわけだ。歴史、背景、存在意義、すべて異なる二者どうし。大学側は「研究成果を最大限、製品開発に応用してほしい」と期待する一方で、企業側は「製品開発の目的に適う部分だけ利用すればよい」と考える。かくして、雑誌や、そしてWebでは、基礎研究が製品化に結びつかない“死の谷”の議論が続いている。 文化の違う二者が結ばれるには何が必要か。示唆

    ソニーを救い、日立を助けた『町人学者』 ~「産学連携」は、大学が本当に大学らしくあってこそ:日経ビジネスオンライン
  • やり直せば済むことはただやり直して、それ以上にくよくよ考えない:日経ビジネスオンライン

    こんなことはないだろうか。朝、駅に到着して忘れ物に気が付く。困った。家に引き返すべきだろうか。それともこのまま会社に行くべきか。 実はこの問題は、問題でもなんでもないのだ。重要なものだったら、家に取りに引き返すしかない。無いと不便だけど遅刻の方が許されないなら、そのまま先に進む。重要なのは、引き返す決断をするだけの重要性があるかどうかだ。その判断ができたら、あとは実行するだけという問題だ。 なぜこうした問題で悩んでしまうのか。それは、引き返す労力に心理的な重みがかかり、全体の重要性の判断がゆがむからだ。あるいは、既に起きた失敗をなんとか心理的に取り戻そうと空しい努力をしてしまうからだ。いずれにせよ、心理的な問題がふっきれないまま問題化してしまう部分が大きい。 こうした問題のソリューションは、「やり直せば済むことはただやり直して、それ以上にくよくよ考えない」こと。それを決め事にしてしまえばい

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  • “腑に落ちない仕事”を“腑に落ちる仕事”にせよ:日経ビジネスオンライン

    「経営トップと現場の距離を短くする」「一枚岩ではない現場が部門の垣根を取り払って連携する」──。この2つは多くの企業が取り組むものの、なかなか達成できない課題である。現場といっても製造現場や営業現場はそれぞれの論理の中で頑張るということがどの企業にもあり、そのため「全体最適」を目指して1つのチームになるのは難しい。そんな状況では、たとえ商品がどんなに爆発的に売れても、結果的に品切れになってしまうので総合的な強さにはならない。 キリングループでは、国際化とか、総合飲料や医薬事業、あるいは健康・機能性品事業の拡充が叫ばれているが、それを支えるのは、1兆8000億円の売り上げのうちの9800億円ほどを占める国内の酒類事業である。これが安定して再成長軌道に乗っていかないと、この先のシナリオは狂ってしまう。だから、長期経営構想を実現するうえでも、キリングループの顔である事業会社キリンビールの屋台骨

    “腑に落ちない仕事”を“腑に落ちる仕事”にせよ:日経ビジネスオンライン
    liquid0614
    liquid0614 2008/05/15
    非常に良い話だと思います。腑に落ちるまで問い続ける事。やらされ仕事にしないこと。理解するから創意工夫が出来る。
  • ゴールだけ映すテレビに背を向けろ~『4-2-3-1』 杉山茂樹著(評:清田隆之):日経ビジネスオンライン

    小学2年生のとき、『キャプテン翼』に憧れて地元のサッカークラブに入団した。当時、サッカーはまだまだマイナースポーツ。公園での練習も、少年野球のチームに間借りする形で行っていた。 それから5年後にJリーグが開幕した。1993年のことだ。そして、カズがダンスしたり、「ドーハの悲劇」があったり、ヒデが海外で活躍したりするうちに、サッカーはいっぱしの人気スポーツに成長した。サッカーを見る機会も、する環境も、以前に比べれば見違えるほど充実した。 そこにきて、書である。副題には「サッカーを戦術から理解する」とある。専門誌で語られることはあったにせよ、テレビはおろか、スポーツ新聞でも「戦術」云々を掘り下げることはまれである。試合結果と、人気選手の活躍ぶり。ニュースのネタといえば大抵がこのふたつ。新書というメディアで、果たして「サッカーの戦術」はどう料理されるのか? いちサッカーファンとして、興味をそそ

    ゴールだけ映すテレビに背を向けろ~『4-2-3-1』 杉山茂樹著(評:清田隆之):日経ビジネスオンライン
  • 絶対に譲れないものを1つ持て:日経ビジネスオンライン

    今回のメッセージは、「絶対に譲れないものを1つ持て」ということだ。誰にとってもある。それを忘れ、魂を売ってしまったらもうお仕舞いだ。仕事の中で魂を売ってしまう誘惑に駆られることはたくさんあると思う。 「譲れないもの」を持つことは、必ずしも独善的ではないし、マーケットや社会を無視することではない。そこに柔軟に対応しつつ、しかしこれだけは譲れないというものを、秘かに、何でもいいから持つことが大事なのだ。 映画監督・堤幸彦さんの素敵なところは、商業的にもきちんと成功をおさめていながら、胸の奥底には強い反骨心を秘めていることだ。現代における「反骨心」「ロックンロール・スピリット」とは何だろうか。その解は誰も出していない。 それはかつての学生運動のような形では表現できないわけだし、表現しても意味がない。ひょっとするとインターネットも最初はそういうものだったのかもしれない。 ティーンエイジャーの頃の体

    絶対に譲れないものを1つ持て:日経ビジネスオンライン
    liquid0614
    liquid0614 2008/05/13
    堤幸彦⇒茂木