国道157号線は石川県金沢市と岐阜県岐阜市を結ぶ、総延長約200kmに及ぶ国道。北陸と東海を最短距離で結ぶという非常に重要な役割を占める位置づけにある国道なのですが、冬季閉鎖期間が長く、かつ道幅も狭く道路状況も悪いため、重要な役割をまっとうできない「酷道」として知られている道です。 また、国道157号線が「酷道」と評される一つの理由に難所である「温見峠(ぬくみとうげ)」の存在があります。福井・岐阜県境に位置する温見峠は標高約1000mの豪雪地帯にあるため、年間の半分くらいは冬季閉鎖の期間となるとんでもない道路なのです。油断をすると道路にはトラップが仕掛けられています。運転中は集中力を切らさないようにしましょう。 とても100番台の国道とは思えないような路面状況が続く温見峠付近の国道157号線。とにかく、整備がされていないというか追いついていないというか、走っている内にちょっと怖くなってくる