「イケメンはいいよな」という風なことが書かれているものを見ると、学生時代の友人の事を思い出す。 彼は男から見ても「イケメン」に属する容姿の持ち主でしたが、特に自分の容姿が良いこと鼻にかけることもなく、その容姿からしたらびっくりするぐらいに至って普通な奴でした。 そんな彼が、告白に来た女の子たちを悉くふり続けているのを見て、周りが軽い殺気混じりに茶化していたら、 「そりゃ好きだと言われて悪い気はしないし好みな顔の子もいるけど、赤の他人にいきなり付き合って欲しいとか言われても、正直俺は困る。こっちは相手のこと全然知らないんだし。だからって友達とか無いでしょ?自分のこと好きだって言われちゃってるんだし。そもそも俺、彼女居るし。それ以前に、話したことも無い相手にいきなり付き合ってくれとか言う奴、俺は無いわ」 という感じの事を彼が言ってました。 当時はこれを聞いて、「そりゃまぁ確かにそうだけど」とは