【ロサンゼルス=飯田達人】AP通信によると、米ユタ州で18日、銃殺による死刑を求めていた死刑囚に対し、銃殺刑が執行された。米国での銃殺刑は、1996年に同州で行われて以来14年ぶり。 執行されたのはロニー・ガードナー死刑囚(49)。84年に強盗殺人で逮捕された後、翌85年に公判中の裁判所から脱走しようとして友人から渡された銃で弁護士を射殺。同年、死刑判決を受けた。ユタ州では2004年に執行方法を薬物注射に限定したが、それ以前に判決を受けた死刑囚は銃殺刑も選択できる。 処刑はユタ州刑務所内で行われ、イスに縛り付けた同死刑囚に対し、5人の射撃手が30口径のライフル銃で心臓を狙って一斉に発射。射撃手の精神的負担を減らすため、5丁のうち1丁は空砲にして、誰が致命傷を与えたか分からないようにした。
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