〔訳注:〔訳注:シリーズ記事の「その1」、「その2」、「その4」〕 戦争が始まって16ヶ月、紛争の最終的な結末はまだ不透明である。双方の公式声明は、最終的な勝利への揺るぎない自信を表明し続けている(例えば、「ロシアの戦略的失敗と、ウクライナの確固たる未来」を参照)。しかし、どちらに優位性があるのかについては、データは軍事作戦に従事している専門家によって独占されている。第二回で考察したOLモデルによる予測が適切かどうかについては、終戦後のデータの一般公開まで待たねばならない。もっとも、終戦を迎えても、データは全て公開されないだろう。 紛争の現状について、現在(2023年7月段階)、何が言えるだろうか? 公式の情報源は(プロパガンダの向かう先以外については)信用できない。一例として、2023年6月4日に始まった現在進行中のウクライナの反転攻勢についての2つの評価を紹介しよう。 ウクライナ陸軍司
Lavabit事件 Lavabitという名前をみなさんご存知だろうか。NSAの監視活動について内部リークを行った Edward Snowden氏が利用していたメールサービスとして今年の夏に一躍有名になったところだ。Snowden氏は香港に滞在して複数のジャーナリストにNSAの内部情報を提供したあと、現在はロシアに一時亡命しているが、亡命が認められる前にモスクワ空港にしばらく滞在していたことがある。7月12日に空港内でプレスカンファレンスを行ったのだが、その時複数の人権団体に送った招待状が “edsnowden@lavabit.com” というメールアドレスからだった。この事が報道されると、「あの」Snowden氏が使っているメールサービスということで、利用希望者が殺到したらしい。(それまで新規登録は 200人/日だったのが、4,000人/日と20倍になった。) しかしそんな表の騒動の影で、
拙著「免疫『超』入門」はおかげさまで重版となりアップデートを行なっている。mRNAワクチンについても改定しようと思い、調べると驚愕の事実を知ることになった。 私はmRNAワクチンを否定するものではなく、当時の感染による致死率を鑑みると、むしろ2回の接種は肯定的に捉えている。mRNAワクチンを打ってから感染するとハイブリッド免疫と呼ばれる強い免疫が得られて変異株に対しても抑止効果が長期間持続することは論文でも示されているし、身を持って体験した。おかげで少なくとも私にとっては新型コロナは普通の風邪以下の存在になった。しかし現在のオミクロン株に対する追加接種は益より害の方が大きいと思う。 免疫には必ず負の側面(リスク)があり、過剰な頻回接種はサイトカインストームや各種アレルギー応答を誘導することは明白で教科書にも書いてある。免疫学の立場からは頻回投与は推奨しないし、WHOからも「60歳以下の健康
From:ジム・リカーズ CIA、ホワイトハウス、国防総省が頼る情報源:ジム・リカーズジム・リカーズは、ウォール街で40年の経験を持つ金融・経済の専門家。地政学に精通している彼は、地理的な条件から、軍事や外交、経済を分析することを得意とする。実際、米国における彼への信頼は非常に厚く、CNBC、ブルームバーグ、ウォール・ストリート・ジャーナルといった世界的なメディアに数多く出演し、政治問題や経済の動向について提言を求められてきた。さらに彼は、ホワイトハウス、CIA、国防総省の元顧問である。2008年にはリーマンショックの発生を予測し、CIAに対して助言を行っていた。彼のもう一つの肩書きは、5冊のベストセラー本の著者。その著書には『The New Case for Gold』(邦題:いますぐ金を買いなさい)や『The Death of Money』(邦題:ドル消滅)がある。政府機関が信頼を置い
NHK『ニュースウオッチ9』新型コロナワクチン接種後に亡くなった人の遺族を巡る放送についての意見 2023年12月5日 放送局:NHK NHKは2023年5月、『ニュースウオッチ9』の中で「新型コロナ5類移行から1週間・戻りつつある日常 それぞれの思い」という1分5秒のVTRを放送した。3人の遺族のインタビューが含まれており、そこには「父を亡くした〇〇さん」などのテロップがつけられていた。前後の脈絡などから3人は、家族が新型コロナウイルスに感染して亡くなった遺族であると受け取るのが自然な映像だった。しかし実際には、3人は、ワクチン接種後に亡くなった人の遺族であった。 委員会は、ワクチン接種による被害を訴える遺族を、新型コロナウイルス感染によって亡くなった人の遺族と誤認させるような放送が、なぜ、どのようにしてなされたのか検証する必要があるとして、同年6月の委員会で審議入りを決めた。関係者のヒ
「この本のテーマ、つまり、遺伝と平等、にご関心があるでしょ?」と問われた。そのとおりである。貪るように読んだ。本書は、科学啓蒙書の翻訳に定評ある青木薫さんの正確で読みやすい訳文であるのだが、内容自体はやや難しく、率直なところ、どちらかというと読みづらかった。でも、これはなるほど、今読まなければならない本なのだ、ということはわかった。 本書の基本的な主張は、2つあるだろう。ごく割り切って言うなら、1つは、平等社会を求めるリベラル派は遺伝子学の知見を優生学として嫌いその達成を認めない傾向があるが、それは誤りであり、平等社会を求めるなら、「遺伝子くじ」ともいえる生まれつきの運不運の存在を認め、その上でこれに科学的な遺伝子学の知見によって向き合わなけれならないということ。2つめは、遺伝子学として語られる内容が単純化されると、実質的には優生学のような謬見に陥りやすいということだ。 このため、本書では
中古車販売会社「ビッグモーター」の店舗前で、街路樹などが枯れているのが相次いで確認されるなか、石川県かほく市の商業施設で、店舗前にあった植え込みがコンクリートで舗装されていたことがわかり、商業施設側は「ビッグモーター」に対し詳しい事実確認を求めることにしています。 大手スーパーの「イオンリテール」によりますと、石川県かほく市の商業施設「イオンモールかほく」にあるビッグモーターの店舗前にあった植え込みが、コンクリートで舗装されていたことが調査でわかったということです。 植え込みには、もともと植物が植えられていたということです。 グーグルマップのストリートビューでは5年前の画像にはあった植物が去年はなくなり、舗装されているのが確認できます。 「イオンリテール」は「ビッグモーター」に対し、舗装した経緯など詳しい事実確認を求めることにしていて、「不正な対応が認められた場合は法的措置も含め厳格に対応
学ぶことで世界は広がる。65歳で修士号を取得した私が、還暦を過ぎてからの「学び直し」で得たもの #リカレント#老後も楽しむ 公開日 | 2023/07/03 更新日 | 2023/07/03 finalvent(佐藤信正) 「学生時代に、もっと勉強しておけばよかった」 「実は新しく学んでみたいことがあるけれど、なかなか重い腰が動かない……」 年齢を重ねる中で、そんな思いを抱えている方は少なくないかもしれません。 20年にわたって書評などを続けてきた人気ブログ「極東ブログ」の筆者・finalventさんは、60代で放送大学の大学院に入学し、念願だった修士号の取得を成し遂げました。 年齢を重ねて体力・知力の衰えを感じる中、finalventさんはいかにして学び直すことができたのでしょうか。また、年齢を重ねてから学び直すからこそ、得られたものとは? 大学での経験と、現在の思いをつづっていただきま
バルト海のデンマーク領ボーンホルム島沖で確認されたパイプライン「ノルドストリーム2」でのガス漏れの様子。デンマーク軍提供(2022年9月27日提供、資料写真)。(c)AFP PHOTO / DANISH DEFENCE 【6月7日 AFP】米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は6日、天然ガスをロシアからドイツに輸送するパイプライン「ノルドストリーム(Nord Stream)」で昨年起きた爆発について、欧州の情報機関が3か月前にウクライナの特殊部隊による爆破計画を察知し米中央情報局(CIA)と情報共有していたと報じた。 同紙は、今年流出した米機密文書を分析。その結果、欧州のある情報機関が昨年6月、CIAに対し、ウクライナ軍の総司令官直属の潜水部隊がパイプラインの爆破を計画していると伝えていたとしている。どの国の情報機関かは特定されていない。 昨年9月16日に発生したノルド
ロシア通で知られる日本維新の会の鈴木宗男参院議員(75)が20日、自身のブログを更新。ウクライナとロシアの紛争について「即時停戦」を訴えた。 【写真】さすが盟友!!鈴木宗男氏の選挙応援に駆け付け、爆笑を誘う松山千春 鈴木氏は19日に行われた歌手・松山千春のコンサートを「元気一杯で気合の入ったファンの皆さんと一体となっての見事なものだった」と回想し、そのコンサートの中で、ウクライナ問題に触れた松山についても言及。「話し合い、停戦することだ」と強調した松山の談話を紹介した。 「殺し合いをやめさせるのが政治でないか。武器を送ったら犠牲者が出るだけだ。その武器、おまけに戦闘機までくれというゼレンスキーは間違っている。喧嘩が始まったら誰かが仲裁に入り、早く終わらせるしかない。G7というならそこにプーチン大統領、ゼレンスキー大統領両方呼んで、我々が立会人、保証人になるから両方の言い分も聞くから先ずは銃
こんにちは。RapidCopyプログラマのサワツです。 映像業界のシステム系の人なら年に何度かはこのような相談受けますよね? 「WindowsとMac両方で読み書きしたいんだけど」 「ネットでググったらexFATが超便利!って書いてあった」 ダメです。exFATは事故の元です、絶対にやめてください。お願いやめて、、 地上波・BS各局の搬入マスターデータは「Windows NTFSフォーマット」で納品することになっているのは明確な理由があります。 exFATフォーマットを様々なOSで作成し、互換性をテストしました。 以下の記事もご覧ください。 exFATについて改めて考えるexFATはMicrosoftが作成したついこの前まで、プロプライエタリソフトウェアだったファイルシステムです。 つまり、Microsoftはついこの前まで「exFATの仕組みを非公開」にしており詳細を誰も知らなかったので
(お知らせ) この記事は、書いて半年以上たってからも延々とアクセスされ続けているんですが、あまりに広く読まれた事もあって最近TBSの討論番組に呼ばれてお話してきました。 その時の内容について、番組のYouTubeリンクも合わせて解説している記事を追記しましたので、ご興味があれば以下リンクからお読みいただければと思います。 (以下、もともとの記事本文が続きます) ・ 故・坂本龍一氏も熱心に活動していたという「明治神宮外苑再開発反対運動」が佳境を迎えています。2024年の着工に向けて既に準備工事が始まりつつあるからです。既に先月22日に、準備工事としての神宮第二球場の解体がはじまりました。 私は何年か前にこの話題が紛糾し始めていた頃には、「何このサイテーな再開発事業!小手先の儲け主義も大概にしろよ!ふざけんなマジで脳みそ腐ってるのか!」ってぐらい怒りを感じていたんですが、ある程度現行のプランを
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、ウクライナのゼレンスキー大統領はフィンランドの公共放送などのインタビューに応じ、ロシアとの戦闘が今後何十年と続く可能性もあるとの見方を示しました。 ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミアの軍港都市にある燃料の貯蔵施設で29日、大規模な火災が起きました。 これについて、現地を支配するロシア側の代表は無人機の攻撃を受けたとする一方、ウクライナ国防省の情報総局の高官は、ロシア海軍の黒海艦隊の施設が爆発したものだとしています。 こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は29日までに、フィンランドの公共放送YLEなどのインタビューに応じました。 この中でゼレンスキー大統領は、第2次世界大戦でフィンランドが当時のソビエトに領土を割譲した歴史を念頭に「そのような機会が訪れることはないだろう」と述べ、ウクライナがロシアに対して領土を割譲する形での和平は
戦後のメンバーシップ型雇用を維持する日立では、スキルギャップから成果を出せなくなった中高年社員の雇用を維持するため、若手が余計に働いて稼がなくてはならない。そのなかでも、デキる人に仕事が集中する構造があり、過重労働がはびこりやすい。「仕事が終わらないから、社内の労務管理システムの抜け道を使って、残業時間が増えすぎないよう、改ざんします。具体的には、WindowOSに指示を出して、労務管理システムを停止させます。これは上司から強制されるわけではなく、同期やチームメンバーの間でやり方を教え合うんです。あとは、労務管理の対象外となっている(接続履歴が把握されない)別のパソコンを使って仕事をしたり…」(SE職) Digest 責任感から自滅していくパターン 行動規範SQDCとフェーズゲート QFマインド醸成会議、落穂(おちぼ)拾いの会 週休3日制の現実「有休消化で精いっぱい」 週1日丸ごと副業に費
画像生成AI「MidJourney」の開発チームが、2023年3月16日にリリースした「Midjourney V5」はまるで実写のような超高画質の画像を生成することが可能です。そんなMidjourney V5を利用して「ドナルド・トランプ前アメリカ大統領が逮捕された」という偽の画像を大量に生成し、Twitterで公開したユーザーがMidjourneyから利用禁止処分を受けたことが明らかになりました。 AI-faked images of Donald Trump’s imagined arrest swirl on Twitter | Ars Technica https://arstechnica.com/tech-policy/2023/03/fake-ai-generated-images-imagining-donald-trumps-arrest-circulate-on-twi
Kubernetes Meetup Tokyo #56 2023/03/16 https://k8sjp.connpass.com/event/275280/
米情報当局が検証した新たな情報で、昨年9月のロシアと欧州を結ぶ天然ガスの海底パイプライン「ノルドストリーム」に対する攻撃は、ウクライナ人またはロシア人で構成される親ウクライナ派グループが実行した可能性があることが示唆された。提供画像(2023年 ロイター) [ワシントン 7日 ロイター] - 米情報当局が検証した新たな情報で、昨年9月のロシアと欧州を結ぶ天然ガスの海底パイプライン「ノルドストリーム」に対する攻撃は、ウクライナ人またはロシア人で構成される親ウクライナ派グループが実行した可能性があることが示唆された。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が7日、報じた。ただ、確固たる結論は出ていないとしている。
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