なぜ冒頭にそういう話をしたのかを、トップページの作りをご覧いただきながら説明していこう。図1を見て、このトップページはいったい誰のためにあるのかということをまず考えてみてほしい。今までに取り上げてきたサイトでも、最初に想定ユーザーについてお話ししてきた。法人向け/個人向け、初めての方向け/リピータ向け、といった具合だ。 同様にISPの収益構造を想像しながら、「@nifty」のサイト(ページ)にはどんな人が来る(来てほしい)のかを考えていただきたい。ISPは大勢の会員を抱えていることから、ニュースコンテンツなどを充実することで、ポータルサイトとしての位置づけを確立できるはずということで、どのISPサイトも「Yahoo! JAPAN」のようなポータル系サイトの作りをしていることが多い。しかし実際は、「Yahoo! JAPAN」のようにはポータルとしての集客ができているとはとても思えない。 くど
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