筋萎縮性側索硬化症(ALS)の当事者であるれいわ新選組の舩後靖彦参院議員は23日、京都のALS患者が殺害された事件を受け「『死ぬ権利』よりも『生きる権利』を守る社会にしていくことが何よりも大切だ」とするコメントを公表した。 舩後氏は「インターネット上に『安楽死を法的に認めてほしい』というような反応が出ているが、人工呼吸器を付け、ALSという進行性難病とともに生きている立場から強い懸念を抱いている」と強調。「こうした考え方が難病患者や重度障害者に『生きたい』と言いにくくさせ、生きづらくさせる社会的圧力が形成していくことを危惧する」と指摘した。