失格のウクライナ選手に五輪出場権 バッハIOC会長が書簡 2023年07月29日15時45分配信 フェンシングの世界選手権で記者会見するウクライナのハルラン=28日、イタリア・ミラノ(AFP時事) 【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は28日、フェンシング世界選手権(イタリア・ミラノ)の女子サーブル個人で、ロシア出身選手と対戦して勝利した後に握手を拒否して失格となったウクライナのオリガ・ハルランに対し、来年のパリ五輪出場権を与えるとの書簡を送った。AFP通信が伝えた。 ウクライナ選手、握手拒否 ロシア選手と対戦―世界フェンシング フェンシング男子の五輪金メダリストでもあるバッハ会長は書簡で、「同じフェンシング選手として、この瞬間のあなたの気持ちを想像することは不可能だ」と同情。ハルランが残りの予選期間で出場権を獲得できなくても「特異な状況を考慮して、追加で出場枠を割