映画「その男ゾルバ」の音楽など世界で広く親しまれる作品をてがけたギリシャの作曲家、ミキス・テオドラキスさんが亡くなりました。96歳でした。 ミキス・テオドラキスさんは1925年、ギリシャのヒオス島に生まれ、第2次世界大戦でギリシャがドイツ軍などの占領下におかれた際、抵抗運動に参加しました。 左派の議員だった1967年には軍事クーデターに反対して逮捕され、釈放後、フランスのパリに逃れます。 そして軍事政権が崩壊したあとギリシャに戻り、議員を務めながら作曲を続けて、映画音楽やオペラなど200曲を超える作品をてがけました。 このうち映画「その男ゾルバ」の音楽は、ギターのような音色が特徴の弦楽器、ブズーキの軽快な旋律が印象的な曲で、日本を含め世界で広く親しまれています。 公式ホームページによりますとテオドラキスさんは2日、96歳で亡くなったということです。 テオドラキスさんは、音楽や文化、政治など
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