阿部は今季中日で133試合出場…二塁の他に一塁、三塁、外野もこなした 今オフは多くのトレードが成立したが、最もインパクトがあったのが11月15日に発表された中日・阿部寿樹内野手と楽天・涌井秀章投手のトレードだろう。阿部は29歳でレギュラーをつかんだ遅咲きながら、確実性とパンチ力を兼ね備えた打撃と堅実な守備を武器に活躍。今季も133試合に出場し、クリーンアップの一角を務めていた。当然ながら新天地でも大いに活躍が期待されるところ。今回は、阿部の球歴や「打球方向」と「球種別打率」に基づく打者としての特性を紹介する。 鈴木大地内野手は10年連続で規定打席に到達したが、打席数は過去10年間で最少。2020年の打率.295をピークに成績が下降しているのは気がかりだ。新戦力の西川遥輝外野手も序盤は絶好調だったが、その後は不振に。打率は自己ワーストの.218に終わった。阿部が今季残した成績をこの中に当ては