《中国の戦国時代、郭隗かくかいが燕えんの昭王に賢者の求め方を問われて、賢者を招きたければ、まず凡庸な私を重く用いよ、そうすれば自分よりすぐれた人物が自然に集まってくる、と答えたという「戦国策」燕策の故事から》大事業をするには、まず身近なことから始めよ。また、物事は言い出した者から始めよということ。 [類語]千里の行こうも足下そっかに始まる・千里の道も一歩から・百里の道も一足ひとあしから・遠きに行くには必ず邇ちかきよりす・高きに登るは必ず低きよりす ( 中国の戦国時代、郭隗(かくかい)が燕の昭王に賢者を用いる法を聞かれた時に、「今王誠欲レ致レ士、先従レ隗始、隗且見レ事、況賢二於隗一者乎」と答えたという、「戦国策‐燕策」にみえる故事から ) 「賢者を招きたいならば、まず自分のようなつまらない者をも優遇せよ、そうすればよりすぐれた人材が次々と集まってくるであろう」という意。転じて、遠大な計画も、
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