Schoo人気授業の1つ『田中秀臣の最新経済ニュース』シリーズでは、毎回最新のトピックが取り上げられ、経済の視点をベースにその全容がひも解かれていきます。講師を務めるのは経済学者の田中秀臣先生です。 11月26日(金)の授業でトピックとして挙げられたのは「林外務大臣の訪中リスク」「オミクロン株がもたらす世界と日本経済への影響」「補正予算の経済効果と乗数効果」の3つでした。先生は、これらトピックを経済の視点からどのように解説していくのでしょうか。 授業の最初、先生が取り上げたのは「林芳正外務大臣の訪中リスク」についてです。近年、中国に対する国際社会の目が厳しくなりつつあるのは誰もが感じていること。直近では中国のテニスプレイヤー問題で、国際テニス連盟を中心にさまざまな国が人権に関して声をあげました。 そんな中、中国側から林外務大臣に届いたのは訪中の要請。その要請に林外務大臣は「前向きに考えてい