2007年03月05日05:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - 数学入門 以前書評を予告しながらまだ書評していなかったのだけれど、「文化としての数学」(これまた光文社新書)も復刻されたので年貢をおさめておきたく。 数学入門 遠山啓 404 Blog Not Found:急がば微積本書は、遠山啓の「数学入門」(上下)あたりと一緒に読むことをお薦めする。そう。この「数学入門」も書評の対象なのだけど、体調不如意につき今晩はこれまで。 本書「数学入門」は、タイトルどおりの本。岩波新書でこういう直球のタイトルがついたものはまず外れがないのだけど、その中でも傑作中の傑作がこれ。なにしろ私が生まれる10年前に出版されて、それが未だに元のまま、遠山啓が亡くなった今も版を重ね、Amazonでも「在庫あり」なのだ。 中学を登校拒否している間、本書が私にとっての数学教師だった。だから本書が21世紀
2008年03月17日06:00 カテゴリArt 誠実は力なり あれ?これって強くなる方法そのものじゃないの? 強い人、優秀な人にはなれないダメ社会人のための作法 - ロリコンファル 強い人、優秀な人のように、要領よくジャンプして出世してゆくということは、ダメ社会人にはできません。そういった能力がない人にとって大切なのは、地道に、誠実に、コツコツやってゆくことなんですね。誠実って何だろう? たとえば一目惚れした彼女に、出会い頭に「結婚して下さい。一生裏切りません。必ず幸せにします」って言うのは、誠実かな? ちがうよね。 まずは話をして、少しずつ言葉を重ねて、時には体を重ねて....それでやっと上の言葉が誠実になると私は思う。その過程で、必ず約束があるはず。それはデートの約束かもしれないし、セックスの時に避妊するって約束かも知れないし、両親に挨拶するって約束かも知れないけど、最初は小さな約束
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