1974年のファンク、The Soul Searchers(ソウル・サーチャーズ)の「Ashley’s Roachclip」に含まれるドラミングを元に、ヒップホップにおいてブレイクビーツとして使われ、1989年Soul II Soul(ソウル・トゥ・ソウル)のヒットをきっかけに大流行した「グランド・ビート」の紹介です。 元Plastics(プラスチックス)の中西俊夫 率いるMelon(メロン)のUKヒット「Serious Japanese(シリアス・ジャパニーズ)」で打ち込みを担当した元MUTE BEAT(ミュート・ビート)のドラマー 屋敷豪太が、Soul II Soul(ソウル・トゥ・ソウル)の打ち込みを担当する際にGo-Go(ゴーゴー)のビートを再構築、(日本固有の呼称として)「グランドビート」と命名されたリズムトラックは80年代後半から90年代前半にかけてブームとなりました。 Go-
今回は個人的に以前から気になっていた事について書いてみたいと思います。 きっかけは2022年に音楽メディア、Pitchforkが発表した「The 150 Best Albums of the 1990s」というこちらの企画でした。 1990年代にリリースされたアルバムの中で重要な意味を持つ、優れた作品を150枚選びランキング形式で発表するというこちらの記事。 実はPitchforkは2003年に同じ企画を行っていて、その時のラインナップと上位の顔ぶれがガラッと変わっていた事が当時話題になり、ネットやSNS上では様々な意見が見受けられました。 その当時自分もその変化ぶりに驚きつつも、時代の流れとはそういうものだよなと感じていたんですが、自分が思っていた以上に否定的な意見があった事も記憶しています。 「Pitchforkらしくない」とか、「ポップなラインナップ過ぎて面白くない」とか、「都合良く
在宅で仕事や勉強をしている時間が増えてくると、ずっと無音だと寂しい気がして、できればあまり気にならないBGMや環境音があるといいなあ、と思ったことはありませんか? ちょうど2年前にそうしたBGMなどをまとめた記事を公開したところ、大変好評でした。しかし2年も経過すると、紹介した音源の多くが配信を終了してしまっています。 そこであらためて、現在配信中の音源を集めたBGM集 2023年版を作りました。 いつアクセスしてもすぐに聞けるような、24時間365日ライブ配信をしている動画や音源をできるだけ選んでいます。仕事や勉強の役に立てていただければ幸いです。 作業用BGMの定番としてのLoFiチャンネル 落ち着いたBGMあるいはチルアウトミュージックとしてのLoFi HipHop/LoFi Beats系の音楽は、ここ1年~2年ですっかり世の中に浸透した感じがあります。 特にYouTubeでの24時
Ken Ishiiが選ぶ「テクノ・クラシック 10選」。アイルランドのメディア909originals企画 ■Rhythim Is Rhythim - The Beginning 「70年代から様々なスタイルのエレクトロニックミュージックに影響を受けてきたけど、今の自分に最も影響を与えたのは初期のデトロイトテクノだった。僕にとって、これはデリック・メイの最高傑作であり、この時代の最高のデトロイトテクノのトラックだ」 ■BFC - Galaxy 「カール・クレイグのエクスペリメンタル・サイドからの一枚。彼のBFC名義は全て好きだ。このトラックにはLiaisons Dangereusesという80年代前半に活躍したエレクトロニック・バンドの楽曲がサンプルとして収録されているんだけど、このバンドは僕がデトロイト・テクノにハマる前に好きだったバンドの一つなんだ」
『ブレードランナー』や『炎のランナー』などの映画音楽も担当したギリシャの作曲家・シンセサイザー奏者のヴァンゲリス(Vangelis)が死去。英ガーディアン紙や米ワシントン・ポスト紙によると、彼の代理人は、治療を受けていたフランスのパリの病院で5月17日に亡くなったと伝えています。詳しい死因は明らかにされていませんが、ギリシャのニュースサイトINは新型コロナウイルスの治療を受けている最中だったと報じています。ヴァンゲリスは79歳でした。 ヴァンゲリスことエヴァンゲロス・オディセアス・パパサナスィウは、1943年3月ギリシャのヴォロス生まれ。父は画家、母はシンガーという芸術一家に育ち、4歳からピアノを始める。60年代前半にFORMYNXというポップ・バンドを結成して、音楽活動を本格的に始める。1968年にはデミス・ルソス、ルカス・シデラスとともにアフロディテス・チャイルドを結成。パッヘルベルの
CD市場が縮小している。日本レコード協会によると、2011年の売り上げは2085億100万円だったが、20年は1269億3700万円に。この10年で市場は40%ほど縮小したわけだが、その理由はいくつかある。ご存じのとおり、楽曲をダウンロードしたり、サブスクの配信サービスで聴いたり、多様化していることが挙げられる。 スマホや音楽プレーヤーなどデジタル機器で聴く人が増えてくると、オーディオ機器が低迷してしまう。かつて家電量販店に足を運べば、CDプレーヤーやオーディオコンポがたくさん並んでいて、「盛り上がっているなあ」といった印象を受けていたが、いまは「ちょっと寂しいなあ」という感じ。いわゆる“CD離れ”が加速しているなかで、「逆行しているのではないか」と感じられるアイテムが人気を集めている。スマホ用CDレコーダーの「ラクレコ」(RR-C1-WHの価格は9900円、バッファロー)だ。 ラクレコの
プログラマによるプログラミングのためのBGMなど、仕事や勉強の邪魔にならない無料で使えそうなBGM集。2021年版 在宅で仕事や勉強をしている時間が増えてくると、ずっと無音だと寂しい気がして、できればあまり気にならないBGMや環境音があるといいなあ、と思ったことはありませんか? 最近流行しているYouTubeでの24時間365日ライブ配信のLoFiチャンネルにはそうしたニーズに応えてか、プログラマがプログラミングのためのBGMを配信しているものもあります。 YouTubeの再生には動画広告が付き物ですが、ライブ配信では最初に広告が再生されると、あとは広告なしでずっと配信が続くため(少なくとも記事執筆時点では)、BGMとして使うのにぴったりです。 この記事ではそうしたYouTubeの配信を中心に、仕事や勉強のBGMとして使えそうなサービスを紹介していきましょう。 いわゆるLoFiチャンネルと
「史上最高のシンセ・サウンド TOP40」発表。英国の音楽&楽器のサイトMusicRadarは、過去60年間を網羅した史上最高のシンセサイザー・サウンドの決定的なリストを作成するために、読者にお気に入りのシンセ・サウンドを投票してもらいました。その結果が発表されています。 40: Wendy Carlos - A Clockwork Orange https://youtu.be/FfHrryY5UL0 39: OMD - Enola Gay https://youtu.be/d5XJ2GiR6Bo 38: Japan - Ghosts https://youtu.be/wOW4-oWnDPw 37: Enya - Orinoco Flow https://youtu.be/LTrk4X9ACtw 36: Harold Faltermeyer - Axel F https://youtu.
Apple Watch Series 10 hands-on: Bigger, lighter and thinner than ever
The KLFの楽曲がストリーミング解禁。彼らの音楽は、1992年にバックカタログ全体を削除して以来、公式には入手できなくなっていました。何年にもわたる沈黙の後、2021年1月1日に、Spotify、YouTube、Apple Musicなどのストリーミングサービスに、「3AM Eternal」や「What Time Is Love」などのダンス・アンセムを含む8曲入りのコンピレーション『Solid State Logik 1』がリリースされています。YouTubeでは8曲全曲のミュージックビデオが公開されています。 バンドのYouTubeページの声明によると、『Solid State Logik』(彼らがヒット曲の制作に使用したミキシング・デスクにちなんで名付けられた)は、The KLFがリリースを計画している5つのプロジェクトの最初のものです。計画されている中には、『Kick Out
米ローリング・ストーン誌は「史上最も偉大なアルバム TOP500」の新ヴァージョンを公開。同誌は2003年に同リストを発表。その後、2012年に改訂版を発表しています。今回、300人を超えるアーティスト、プロデューサー、評論家、音楽業界の著名人が参加して新しいリストを編集しています。500枚のうち154枚のアルバムは、2003年または2012年のリストに含まれていなかった完全に新しい追加です ■Rolling Stone Top 50 Albums of All Time (2020): 1 | Marvin Gaye | What's Going On | 1971 2 | The Beach Boys | Pet Sounds | 1966 3 | Joni Mitchell | Blue | 1971 4 | Stevie Wonder | Songs in the Key of L
昨今、かつてここ日本で制作されたアンビエントミュージックやニューエイジミュージックと呼ばれる作品が、国内外の音楽ファンから熱い注目を集めているということを見聞きしたことのある方は少なくないだろう。 1980年から90年にかけて制作されたそうした楽曲をコンパイルした「KANKYO ONGAKU: JAPANESE AMBIENT ENVIRONMENTAL & NEW AGE MUSIC 1980-90」(Light in the Attic)が、第62回(2019年度)グラミー賞における最優秀ヒストリカルアルバム部門にノミネートされるといった象徴的な出来事もあったし、そこに収録されていた、吉村弘、芦川聡、矢吹紫帆、尾島由郎、日向敏文、小久保隆といったアーティストたちのオリジナル作が中古レコード市場において軒並み高騰し、関連作を含め海外レーベルから次々と再発されるという事態も並走してきた。
英国のシングル・チャートで1位を記録したことがあるヒット曲を厳選。「最も偉大なUK No1シングル TOP100」を英国の新聞ガーディアンが発表しています。ルールとしてアーティストが登場できるのは1回だけ。 100 Bill Haley and His Comets - Rock Around the Clock (1955) 99 Lorde - Royals (2013) Advertisement 98 Lieutenant Pigeon - Mouldy Old Dough (1972) 97 Dave and Ansell Collins - Double Barrel (1971) 96 Roy Orbison - It’s Over (1964) 95 The Buggles - Video Killed the Radio Star (1979) 94 Dua Lipa -
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