仕事のスキルやノウハウを高めるうえで、欠かせない情報源である書籍。同じ本を読んでも、そこからアウトプットにつなげられる人とそうでない人がいます。ではどんな読み方をすれば、自分の経験値へと変換できるのか、本を読む技術とは何なのか。その方法論について『読書HACKS! 知的アウトプットにつなげる超インプット術』の著者である原尻淳一さんにお伺いしてみました。 ビジネス書をたくさん読んでいる人=読書力のある人ではない。 “読書力”と聞くと、単にビジネス書を多読し、著書の主張を正しく理解することができる人だという印象を抱いてしまうかもしれません。しかしそれは大きな誤解です。たくさんの本を読んだことで満足感を得て、仕事ができる人の気分になってしまうのでは、「インプットのためのインプット」にすぎず、意味がありません。 今回はこのようなインプットのための読書スタイルから、仕事などのアウトプットの場面で役立