全てのステンレスは、さびる!:甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(4)(1/3 ページ)
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あらためて「ISO26262」の全体像を把握しておこう:自動車分野の機能安全規格「ISO26262」とは何か?(1) 自動車分野向けの機能安全規格「ISO26262」。本稿では、正式発行を控え、日本の自動車業界でも対応作業が本格化し始めているこのISO26262の概要・全体像についてあらためて説明する。 自動車機能安全規格「ISO26262」の全体概要 間もなく自動車向けの国際的な機能安全規格「ISO26262」が正式発行されますが、そもそも「機能安全」という文化――“ある機能・部品が故障したとしても、システムの安全性を確保する”という考え方――は、欧州でどのようにしてはぐくまれてきたのでしょうか。 本連載のメインテーマであるISO26262の概要を紹介する前に、自動車における欧米と日本との“安全性の確保”に対する考え方・アプローチの違いについて簡単に触れたいと思います。 そもそも欧米と日
マイクロモノづくりを成立させるためには、設備を持って製造する会社と、製品アイデアを持つ方とのコラボレーションが必須です。 「ガシャンガシャン!」という、ねじ屋さん特有の音。これはヘッダの音です。皆さんはヘッダをご存じでしょうか? ヘッダとは「頭を打つ」という意味です。金属の頭部をプレスしてネジやボルトなどを製作する機械をヘッダあるいはフォーマーといいます。 ――日々、そんな音を響かせる埼玉県草加市のねじ屋さん(ねじ製造業) 浅井製作所のマイクロモノづくり事例を浅井英夫社長に伺いました。 ねじ屋の二代目 平成9年、浅井氏は会社を先代から継ぎました。ねじ製造業として、メーカーの下請として量産を続けてきた中、新規顧客の開拓を目指し、それまで触れたこともなかったPCを購入し、その1カ月後には、会社のHPまで立ち上げました。浅井氏は、インターネットの可能性を感じ、無我夢中でチャレンジしました。 しか
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