Nukeは非常に優れたコンポジットアプリケーションだ。目立ったところでは、3Dコンポジットや立体映像への対応などがあるのだが、実際に使用したことがある人となると、日本では割と少ないのではないだろうか。そこでまずは、基本的なコンポジットに主眼を置いて解説していこう。 ノードベースのコンポジットとは 今回からスタートした本連載。近頃、注目を集めるNukeによるコンポジットワークについて、実践的な解説をしていきたいと思う。 Nukeはいわゆる、ノードベースのコンポジットシステム/Node-based Compositing System である。それに対して、レイヤーベースのコンポジットシステム/Layer-based Compositing Systemの代表格と言えるのが、日本国内で最も用いられているであろう、After Effectsだ。 元々、映像合成というものは、フォアグラウンドとバッ
![NUKE プラクティカル・ガイド Vol.1:AEユーザーのためのNuke的思考](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/152951a84991a9a9c617d9e95e23e13dba3ed723/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcgworld.jp%2Fregular%2Fassets_c%2F2015%2F01%2Fnuke_main-thumb-640x426-92.jpg)