高速道路の除雪作業を効率化するため、東日本高速道路は、自動運転の除雪車の開発を目指して、来年北海道で実験車両の走行試験を行うことになりました。 これに向けて来年1月からは、北海道の高速道路で実験車両の走行試験を行うことにしていて、雪で車線が見えない状態でも画面上にガードレールとの距離や車の向かう方向などを示して、運転を支援するシステムなどを検証することにしています。 日本版GPS衛星「みちびき」からの位置情報は、誤差の範囲が最大でも10数センチ程度と正確な位置情報が得られるため、技術が実用化されると吹雪の中でも効率的な除雪作業ができるということです。 会社は、今後人手不足で除雪作業員の確保が難しくなることが見込まれるとして、2025年をめどに完全自動運転の除雪車の実用化を目指したいとしています。 東日本高速道路の廣瀬博社長は、「私たちの会社は、世界でも有数の豪雪地帯を抱えている。人手不足も