ぼくは日本が好きだ。 日本のカルチャーや国民性が好きだ。日本の政治や制度はあまり好きではないが、最悪とまでは思っていない。 30年前の改元のときに産声をあげ、平成とともに育ち、京都大学の院を中退したり3年間ひきこもったりしたのちに、今回の改元の瞬間は大規模VRライブを(2つも)プラットフォーム運営として支えたりしていた。それがぼくだ。 ぼくの生きた平成30年間は、日本にとっては間違いなく暗黒時代だったと言えるだろう。 GDPは横ばい、名目賃金上昇率はなんとマイナス。Made in Japanの栄光は見る影もなく、ぼくが身を置くIT産業における日本企業の存在感はグローバルにはないに等しい。 そんな時代に生まれ育ったということに対して、もちろん思うところは多分にあるわけだが、令和という新時代の到来に際して、国全体が変わろうと意識している今の世間の空気感は本当にいいものだと感じているし、とても期

