衆院選が終わって1カ月になります。選挙中は街を歩いていると時折、候補者の名前を連呼する選挙カーを見かけました。以前から思っていました。「そもそも選挙カーで候補者名を繰り返し言うことで、有権者の投票に結びつくのか」。実際に研究した大学教授に話を聞きました。
■運営委員長・高原朗子氏「改憲へ草の根運動を」 女性の視点で憲法改正の必要性や意義を広める国民運動組織「美しい日本の憲法をつくる熊本女性の会」(木村良子会長)が11月、結成2周年を迎えた。憲法改正を目指す女性の会として全国で初めて発足し、熊本を拠点に啓発活動を続けた。運営委員長として会を牽引(けんいん)する熊本大教授の高原朗子氏(54)は「草の根で運動の輪を広げたい」と語った。(南九州支局 谷田智恒) ◇ 熊本女性の会は、2年前の平成26年の正月頃、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が結成されると聞いたのがきっかけです。 「女性が憲法問題に興味を持ち、動こう。私たちも勉強会をやらなければならない」と、女性有志が集まったのです。 言葉は悪いかもしれませんが「おじさんたちだけで憲法改正を訴えていても、問題は解決しない」と考えたのです。26年10月に発足した国民の会の共同代表も、ジャーナリスト
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