まひした腕を「バイオニック・ハンド」に、手の機能をロボットに置き換えて回復 | Medエッジバイオニックハンド。出典：Aszmann OC et al.Bionic reconstruction to restore hand function after brachial plexus injury: a case series of three patients.Lancet. 2015 Feb 24 [Epub ahead of print] 腕の神経を損傷して腕がまひした人に「バイオニック・ハンド」を装着し、物を握ったりつまんだりという手の機能を回復する治療に成功した。 オーストリアのウィーン医科大学を中心とする研究グループは、その結果を2015年２月24日に有力医学誌のランセット誌オンライン版で報告した。 神経からのシグナルで直接操作できる義手 腕の付け根にある神経の集合「腕神経叢（わんしんけいそう）」を損傷してしまうと、場合によっては手の機能を永久に失うことになる。
