『ABARA』(アバラ)は弐瓶勉による漫画作品。『ウルトラジャンプ』(集英社)2005年6月号から2006年4月号に掲載。 単行本は上と下の全2巻。下の巻末には本作との関わりがある短編「DIGIMORTAL」が収録されている。 その塊はあまりにも古くから そこに存在したために 殆どの人々が 地形の一部だと信じていた どんな仕掛けがあるかなど 知っている者はいない 人工物なのか自然物なのかもわからない巨大な廟のある世界。 そこに突如現れた、ヒトの目では捉えられない速度で人間を食らい殺戮する、白い異形。 養殖場従業員、駆動電次は黒ガウナに変身して怪異に立ち向かう。 謎が謎を呼ぶダークハードSF。 駆動電次(くどう でんじ) 本作の主人公の青年。かつては検眼寮に所属しており、タドホミらとも親しかった。自身が黒奇居子にされたことを知り検眼寮と袂をわかつ。その際に多数の職員を殺害している。伊東という