ネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)で、路上をうろつくウシ(2013年4月2日撮影)。(c)AFP/Prakash MATHEMA 【4月4日 AFP】国民の大多数がヒンズー教徒のネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)で、神聖視されているウシたちが、むしろ交通事故や渋滞の原因となっているとして、警察が路上のウシの「取り締まり」対策に乗り出した。 カトマンズの路上をうろつくウシたちは、ごく日常的な光景だ。道路脇のゴミの山から食べ物をあさるウシたちも、よく見かける。 カトマンズ首都交通警察のパワン・ギリ(Pawan Giri)広報担当は、AFPの取材に「迷いウシたちが、カトマンズの道路で大いに迷惑な存在になっている。事故の原因となるだけでなく、道を汚したりもする。運転手がウシをよけようとして、他の車に衝突する事故も頻繁で、そのせいで交通渋滞が起きている」と語った。取り締まりで