食の安全に関心を寄せるかほく市の団体が市内で9日から開催していたドキュメンタリー映画「食の安全を守る人々」の上映が11日夜、終了した。企画した団体「カホクシオーガニック給食プロジェクト」の表真央代表は上映会の終了に際し、会場の同市木津のカフェで「農薬の大幅規制緩和やゲノム編集食品の流通などをまず知っていただくことが大事だと思った。知った上で自らの価値観で選んでいただければ」と話した。 有料で8回上映し、市内外から観客が訪れた。30代や50代の女性が多く、「知らないことが多かった」などとの感想が聞かれたという。表さんは将来的にはと前置きした上で、「自然栽培の田んぼで子どもたちを対象に農業体験を実施したい。食や生き物を大事に思う気持ちがゆくゆくは環境保護にもつながっていくはず」と述べた。
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