大正15年に開園し、地域に根ざした遊園地として親しまれてきた、東京・練馬区の「としまえん」が31日、94年の歴史に幕を下ろしました。 最後の営業日となった31日、「としまえん」は、開園後から多くの人でにぎわいました。 園内では、来場者に長年の感謝を伝えるさまざまなイベントが開催され、このうち、としまえんへのメッセージを書くことができるコーナーでは、大勢の人がとしまえんの思い出や感謝の気持ちなどをつづっていました。 最後の営業はプールが午後5時に終わり、園内の乗り物は午後7時をもって終了しました。 午後8時からは、すべての来場者への感謝を込めて夜空に花火が打ち上げられました。 このあと、としまえんのシンボルで、世界で最も古いとも言われているメリーゴーラウンドの「カルーセルエルドラド」の前でセレモニーが行われました。 多くの来場者が見守る中、最後の運転が終わり、すべてのライトが消えると会場は大