アメリカのランジェリー・ブランドのヴィクトリアズ・シークレットでは、11月13日にCEOのジャン・シンガーが退任した。その前にも、CMO(最高マーケティング責任者)のトランスジェンダーに関する発言が批判されており、ここ数年徐々に衰退してきている同社にとってさらなる打撃となっている。 ヴィクトリアズ・シークレットのマーケティングはとにかく一貫している。11月に開かれた同社のファションショーは、1995年に開かれた最初のショーとそっくりだった。ウイングやスパンコールが少し増えたものの、やせたモデルに、胸を持ち上げるプッシュアップ・ブラ、Tバック、ストラップだらけのハイヒールが並ぶのは同じだ。 同社のセクシーさへのこだわりは揺るがない。たとえ性差別的だと批判されても、新しく誕生している多数の下着ブランドが着心地や快適さを追求しても、女性たちがヴィクトリアズ・シークレットを離れてほかのブランドに向
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