音楽好きの心に残ったあれこれをじっくりとご紹介してゆく「音盤・音源 思い出語り」、今回は吉松隆バージョンでも注目を浴びた「タルカス」についてです。 クラシックの影響を受けたプログレ、現代音楽のオーケストラ曲に 昨年1月の日曜日の夜、自宅でNHK大河ドラマ「平清盛」を見ていた時…、いや、正確には、テレビがついていて「清盛」をやっていた時。テーマ音楽が始まってしばらくしたところで、聞き覚えのある変拍子が聞こえてきました。 なにっ!!!!「タルカス」じゃないか! あわてて画面に見入るとちゃんと「タルカス」のクレジットが。ああそうか、音楽を担当しているのがエマーソン・レイク&パーマー(EL&P)の「タルカス」の管弦楽曲版を編曲した吉松隆だったか、とようやく納得した次第。 タイトルバックだけでなく、ドラマ本編中も「タルカス」が使われる場合があるとわかり、しばしば日曜の夜、「平清盛」にチャンネルをあ