Haskellコミュニティでは、ネットワーク関連を担当。 4児の父であり、家庭では子供たちと、ジョギング、サッカー、スキー、釣り、クワガタ採集をして過ごす。 前回の説明では、「Initial パケット」や「Version Negotiation パケット」といった用語を未定義で使いました。今回は、こういった「パケット」や「フレーム」が、どのような構造を持っているかについて説明します。 古典的なパケット IP、UDP、およびTCPでデータをやり取りする基本単位は、すべて「ヘッダ+ペイロード」という構造を持っています。このヘッダ+ペイロードという単位は、それぞれ以下のように呼ぶのが慣習です。 IP – パケット UDP – データグラム TCP – セグメント すべてパケットと呼んでも間違いではありません。UDPの場合、IPペイロードが「UDPデータグラム(UDPヘッダ+UDPペイロード)」に
![QUICをゆっくり解説(3):QUICパケットの構造 | IIJ Engineers Blog](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0702da87450f14f6a88191f18ca705b863bebbb6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Feng-blog.iij.ad.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F08%2Fa11b4bb3ba448d1fa402ac3dc62cc91f.png)