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ソクラテスに関するlotus3000のブックマーク (2)

  • ララビアータ:プラトンの『メノン』 - livedoor Blog(ブログ)

    メノン プラトンの『メノン』の新訳が、渡辺邦夫さんの翻訳で、光文社文庫から出た。 一読したところ、とても素晴らしい訳業だと感じた。光文社文庫は、古典の新訳を次々に出すというたいへん意欲的な試みをしている。渡辺氏の訳は、非常に自然な日語でわかりやすいばかりではない。ごく最近の国際的な学術的研究成果を踏まえた格的なものでもある(らしい)。私自身、古典学の最近の動向を知らないので、これは訳者あとがきからの知識である。 加えて、文と同じくらい浩瀚な解説がついている。この訳業の大きな特徴はこの点であろう。 このような高い水準の翻訳が一級の古典に新たに加えられたことを、読者の一人として喜ぶとともに、渡辺氏の学者的良心と出版社の炯眼を賞賛したい。 ただここでは、氏の解説を読んで感じた私自身の違和感や批判的考察を中心に記しておきたい。もちろん、このような違和を感じさせてくれるということ自体が、私自身

    lotus3000
    lotus3000 2012/02/18
    ギリシアと現代を結びつけるもの。ポリス的なものが衰退するなかで反ポリス的なものに展開せざる得なかったソクラテス。そして希望が傭兵たらざるえなかったメノン。
  • 神ならばわれを殺せ。死の練習と自由について - 地下生活者の手遊び

    「哲学は死の練習である」とソクラテスは喝破していますにゃ。不断の思索と行動によりニンゲンは自らの魂を鍛えることができること、そして自らの死によって大いなる自由を手に入れることができるという逆説を説いているのでしょうにゃ。 ソクラテスのいう「死の練習」と自由について、その最良の例と確信する事例を今昔物語集から拾ってみますにゃ。7月8日に公務の執行を妨害する自由は たいせつだよ やねごんの日記に難癖をつけて以来、自由について考えてきたけれども、「殺す自由」というものがあるのならばどういうものなのかを考えたくもありましたにゃ。 今昔物語集 巻第二十六 に 「美作の国の神、猟師の謀に依りて生贄を止むる語」という物語がありますにゃ。「しっぺい太郎」などの民話のもとになった話と思われますにゃー。この物語の全文と現代語訳については以下のブログを参照のこと。 ここでの現代語訳は僕がテキトーにやりますにゃ。

    神ならばわれを殺せ。死の練習と自由について - 地下生活者の手遊び
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