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快楽に関するlotus3000のブックマーク (1)

  • ララビアータ:快楽と苦痛 - livedoor Blog(ブログ)

    快楽とは、決して砂糖菓子のようなものではない。むしろ、虫に刺された所をかきむしるようなものだ。我慢がならず掻いてしまうが、それによって余計苦痛が増す。そのうち、掻きむしることが心地よいのか、痛いのかも、わからなくなるまでになる。苦しみそのものが快楽と一体化してしまうのだ。 初めはかゆみを止めようとしていたのに、今や進んで苦しみを求める。ついには、それなしには生きる気もしないくらいに、それこそが生きる意味であり、目的であるかのように、それに固執するのである。 仏教的に見れば、これほどの迷妄はない。この、麻薬にのめり込むような激しい愛着こそ、すべての苦悩の種なのだ。それをきれいさっぱり抜け出さねばならないと説く。 だが、このような解脱、このような悟りへの執着こそ、より高次のかきむしりだとしたら、かかる教えこそは、迷妄の中の迷妄であることにならないだろうか? はじめから中途で引き返すような人は、

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