英国のセント・アンドリュー大学の講師であるKathryn Rudy博士が、中世の書籍のどのページが一番汚れているかを計測する密度測定装置を開発しています。この新しい装置により、本の汚れ方から、それを読んでいた人たちの心理や動機を推察することができるとのことです。例えば、汚れた中世の祈とう書から、それを読んでいた人たちが、自己の救済を求める部分を多く読んでいたり、病を撃退する方法に関する部分を多く読んでいたこと、また、本のどこまで読んで居眠りしていたかといったことが推定できるようです。 Ref. Dirty books reveal secret lives of people living in mediaeval times(PHYS.org 2012/4/24付け記事) http://phys.org/news/2012-04-dirty-reveal-secret-people-me