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ブックマーク / a.st-hatena.com (1)

  • Freezing Point

    論理関係を考えるときには時間を無視している。論理的に考えるといっても論理を瞬時に操ることはできないから、なにがしかの時間をう。「見比べる」などという簡単な動作ですら、なにがしかの時間を必要とする。まして、時間と共にどんどん変化するものを論理的に考えるのは難しい。論理は時間を捨象するのである。(『幾何学への新しい視点―不確定性と非可換時空 (幾何学をみる)』p.18) 数学は、時間という要因を捨象している。関係式も構造も無時間的な真理を扱うが(時間経過で変化しない真実)、しかし、当の数学的言語は時間的にしか実現しない。「数学を理解する」という営みは、時間的にしか生きられない。時間的にしか成立しない数学言語で、時間の要因を捨象した真理を扱おうとする――そのような知的態度だけで、時間を絶対に捨象できないこの現象世界を扱いきれるだろうか。時間を捨象した理論は、時間的要因を無視しない技法的態度の一

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    lotus3000
    lotus3000 2011/06/29
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