510 美と猟奇 補追――セックス祭り・おっとい嫁じょ、信仰と価値観 ① カテゴリ:美と猟奇――グロテスク、背徳なものに美を見る感覚 「美と猟奇」の物語は全体的に、猟奇と美しさがどう関わりを持っているのかを考察しつつ、最後に人間への見解や宗教の問題をさらっていきました。 さて実はその中で、本文に乗せるには傍話過ぎるゆえに載せられなかったものの、しかし大事であろうと思っていた内容がありまして、今回からはそれを表出してまいります。それは、人を幸せにしたり救済の窓口として披かれていたりしているべき宗教がぎゃくに人を不幸にしていると思われる――『〈宗教はどうして必要なのか?〉シリーズ』でも問題にされていくことがら――についてであり、超常的な力は人力ではどうにもならないことにかこつけて「神が●●と仰(おっしゃ)るからしょうがない」ということにしてしまう、先取と受動の問題とも関わりがあります。 第1章
![美と猟奇 補追――セックス祭り・おっとい嫁じょ、信仰と価値観 ① : SOFIAの見つめる世界](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d41fb7eb56a452751611e0aafe169a16274bef6a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fsofia_skynet%2Fimgs%2F1%2F8%2F18495590.jpg)