靖国参拝問題に関係することをさらに取り上げます。似たような軍隊と宗教が引き起こす問題は、日本だけで起きるのではありません。形は違っても、似たような騒動がアメリカでも起きているのです。2012年に起きた騒動を、ここでもう一度紹介します。 キリスト教徒ではない米軍の退役軍人が、ノースカロライナ州キング市の退役軍人記念碑に掲げられているキリスト教の旗と、墓標の横で跪く兵士を表した小さな像の十字架が不適切だと主張したことから、その是非を巡って、街を二分するような騒動が起きたことがありました。(記事1・2・3) 端から見ると、滑稽にすら見える話ですが、他にも軍隊と宗教がからむ事件はいくつも起きています。このサイトでは、そうした事件をいつくも紹介しました。 同性愛者の隊員が公然と勤務することを認める上で、キリスト教徒の従軍聖職者たちが様々な拒否反応を示した事件。アーリントン墓地で不適切な埋葬が数多く見