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sfと哲学に関するlotus3000のブックマーク (1)

  • グノーシス/実存主義/ラブクラフト - 熊田一雄の日記

    こうしてわれわれの探求はふたたび人間と自然(フュシス)の二元性へとわれわれを導く。これこそがニヒリズム的状況の形而上学的背景である。しかしグノーシスの二元論と実存主義の二元論のあいだには基的な差異があることも看過してはならない。グノーシス的人間は、敵意ある、反神的な、したがって反人間的な自然のなかに投げ込まれるが、現代人は無関心な自然のなかに投げ込まれている。後者の場合にのみ、絶対的な真空、真に底無しの深淵がある。グノーシス派は、敵意あるもの、ダイモーン的なものを依然として擬人的に考えている。それは、その異邦性においてさえ親密なものであり、この対比自体が実存に方向づけをあたえるーたしかにそれは否定的な方向づけだが、その背後には否定的超越があってこれを裁可しているし、しかもこの否定性は世界の肯定性のなかに質的対立項をもっている。しかし、現代科学の無関心な自然にはこの敵対的な性質すらも認めら

    グノーシス/実存主義/ラブクラフト - 熊田一雄の日記
    lotus3000
    lotus3000 2012/09/26
    実存主義の宇宙観のポップな表現形態としてのラブクラフトとクトゥルフ神話。
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