CentOS Linux の提供が終了したことを受けて、CentOS の代わりとなる「AlmaLinux(アルマリナックス)」と「Rocky Linux (ロッキーリナックス)」という2つの新しい Linux ディストリビューションが開発されました。どちらも CentOS Linux と同じく RHEL(Red Hat Enterprise Linux)互換のため CentOS ほぼ同じように使えることが魅力です。しかし CentOS の乗り換え先を AlmaLinux にするか Rocky Linux にするか、迷うところではないでしょうか? そこで今回は、2024年2月現在の AlmaLinux と Rocky Linux の状況を調べてみました。
問題発生 長いメールヘッダの規定 MIMEの規定 正しいメールヘッダ復元の実装 問題発生 ある方より、メール投稿利用時に長い日本語タイトルを付けると、途中に半角スペースが入ってしまうというバグ報告を受けました。 Subject: =?ISO-2022-JP?B?GyRCPmFHKz5hRys+YUcrPmFHKz5hRys+YUcrPmFHKz5hGyhC?= =?ISO-2022-JP?B?GyRCRys+YUcrPmFHKz5hRys+YUcrPmFHKz5hRys+YUcrPmFHKz5hGyhC?= のようにMIMEエンコードが長くなり空白が入ったときに、この空白がデコードされてもそのまま残ってしまうことが原因です。やっつけならこの空白を除去するだけで良いのですが、やっつけプログラムは最低なのできちんと調査してみました。 長いメールヘッダの規定 RFC 2822「Internet
S25Rスパム対策方式を導入したサイトへメールを送った時、受信側メールサーバから送信側メールサーバへ以下のようなメッセージが返されて受信が一時的に拒否されることがあります。 450 4.7.1 <unknown[***.***.***.***]>: Client host rejected: reverse lookup failure, be patient (送信元ホストのIPアドレスの逆引きに失敗したか、または得られた逆引き名がそのIPアドレスに対応しません。しばらくお待ちください。) 450 4.7.1 <***-***-***-***.example.jp[***.***.***.***]>: Client host rejected: S25R check, be patient (送信元ホストの逆引き名がS25Rの拒否条件に引っかかりました。しばらくお待ちください。) 450
Googleドライブって便利なのですが、前からWebサーバーにできないかな、なんて思っていたところ、やっぱり同じこと考える人いるんですね。なんと、Googleドライブに「Editey」というアプリがあって、GoogleドライブをWebサーバーにしてしまうことができるんです。なんか普通っぽいと思われそうですが、WebストレージをWebサーバー化するなんて邪道画期的です。Googleドライブ、便利すぎてやばい。 [ad#top-1] Edityを有効化します。ついでに、「HTML Edity」「CSS Edity」「JavaScript Edity」もインストールしました。あとでファイル個別で編集できるので。今回主旨から外れていると思って、「Page Edity」はインストールしませんでしたが、CMSらしいです。なんか、ちょっと気になりますね。あとで試してみます。(これは今回除外) ちょっと使
主にアプリケーション開発者向けに、Linuxサーバ上の問題を調査するために、ウェブオペレーションエンジニアとして日常的にやっていることを紹介します。 とりあえず調べたことを羅列しているのではなく、本当に自分が現場で使っているものだけに情報を絞っています。 普段使っているけれども、アプリケーション開発者向きではないものはあえて省いています。 MySQLやNginxなど、個別のミドルウェアに限定したノウハウについては書いていません。 ログインしたらまず確認すること 他にログインしている人がいるか確認(w) サーバの稼働時間の確認 (uptime) プロセスツリーをみる (ps) NICやIPアドレスの確認 (ip) ファイルシステムの確認(df) 負荷状況確認 top iostat netstat / ss ログ調査 /var/log/messages or /var/log/syslog /
HTTPステータスコードを返すというのはとても単純なことです。ページがレンダリングできた?よし、それなら 200 を返しましょう。ページが存在しない?それなら 404 です。他のページにユーザをリダイレクトしたい? 302 、あるいは 301 かもしれません。 I like to imagine that HTTP status codes are like CB 10 codes. "Breaker breaker, this is White Chocolate Thunder. We've got a 200 OK here." — Aaron Patterson (@tenderlove) 2015, 10月 7 訳:HTTPのステータスコードのことは、市民ラジオの10コードみたいなものだと考えるのが好きです。「ブレーカー、ブレーカー、こちらホワイト・チョコレート・サンダー。200
コンクリートファイブジャパン岩本です。 うさぎは記事とは無関係です。 名前はわさび様です。 ホーランド・ロップの女の子、1才です。 先日、弊社CTO佐々木が「専用サーバー、VPS、クラウドの比較」を書きましたが、 なぜあえてパフォーマンスでは費用対効果が一番悪いAWSをこのconcrete5 Japan, Inc.のコーポレートサイトのインフラに選んだのか? 理由は「楽をしたいから」です。 もちろん「楽をしたい」だけでは、ただの怠けですが、システムの運用負荷が下がれば、(レンタルサーバーであれば)サーバーの月額費用などのサーバー実費以外の「運用コスト」を下げることができ、トータルコストの削減ができます。 「運用が楽になる = 内部的な人件費を抑えられる」という事です。 また、弊社のように少人数の会社では、極力運用コスト(ヒューマンリソース)を抑え、その空いたリソースをわさび様をモフモフする
データベースを同じサーバの MySQL へコピーするコマンド # データベースをコピー。db1(user1、password1) から db2(user2、password2)に mysqldump -u user1 -ppassword1 -n db1 | mysql -u user2 -ppassword2 db2 データベースを別のサーバの MySQL へコピーするコマンド # 別サーバにデータベースをコピー。db1(user1、password1) から hostname サーバ(ユーザ名 hostuser)の db2(user2、password2)に mysqldump -u user1 -ppassword1 -n db1 | ssh hostuser@hostname mysql -u user2 -ppassword2 db2 コピー元、コピー先など環境を整理! ひとつの
sarコマンドを使うことで、LinuxサーバのCPUやメモリ、DISK IOなどの様々な情報のモニタリングが可能です。 サーバを運用する上で、モニタリングは非常に重要です。 車にはスピードやガソリン残量、モーターの回転数などの情報が見れるようになっているため、スピード違反やガス欠になるのを事前に防ぐことが可能です。 サーバについても、CPUやメモリ、DISK IOなどの情報を取得することで、異常の事前検知や、問題発生時の原因調査などが円滑におこなうことができるようになります。 今回は、sarコマンドを利用して統計情報を取得する方法を紹介します。 sarコマンドとは sarとは、sysstatパッケージに含まれている、システムの統計情報を取得するコマンドです。名前は、System Admin Reporterの頭文字をとったものになります。 大きな特徴としては、過去にさかのぼって情報が見れる
サーバーのエラーを検知したので確認してみると、mysql のログファイルに下記のようなエラーが出ていました。 どうやら WordPress で使用しているデータベースの wp_options というテーブルの読み込みでエラーが発生しているみたいです。 150102 23:20:17 [ERROR] Got error 127 when reading table './wordpress/wp_options' 調べてみると、テーブルが破損した可能性が高いらしい… ということで、テーブルを修復する手順を紹介します。 ※CUI 上で操作していますが、SQL 文さえ実行できればよいので、phpmyadmin 等でも修復可能です。 Mysql の破損したテーブルを修復 mysql にログイン #mysql にログイン sudo mysql -u root -p データベースの選択 mysql>u
いわゆるインターネットで、あるドメイン名のDNSサーバを別のサーバに変更(移行)する際の注意事項やら手順やら。 ※DNSについては、様々理解すべきことがあります。 ぜひこちらもご覧ください→ DNSについて。 前提など [note] 例として下記を前提として書きます。 対象のドメイン名 example.com 現在のDNSサーバ ホスト名(IPアドレス) ns01.example.com(aaa.aaa.aaa.aaa) ns02.example.com(bbb.bbb.bbb.bbb) 変更後のDNSサーバ ホスト名(IPアドレス) ns11.example.com(xxx.xxx.xxx.xxx) ns12.example.com(yyy.yyy.yyy.yyy) [/note] [note] この記事で言う「DNSサーバ」はいわゆる「権威サーバ」です。 「ネームサーバ」と同義として下
こんにちわ。システムエンジニアのリョータです。 前回は、オプションをずらーっと並べて紹介しました。 mysqldumpの使い方 オプション編 mysqldumpのオプションが多すぎて、どこをどうすればいいのかわかりません。 ということで、今回はもうすこし実用的な形で進めたいと思います。 今回は、テーブルやデータベースをバックアップ&リストアをする、基本的な方法をまとめてみました! テーブル まずは、テーブルをバックアップ&リストアする方法です。 1.テーブルのダンプ mysqldump -uroot -p -hlocalhost database_name table_name > filename テーブルの定義とデータをダンプする方法です。 テーブルは、1つだけでなく複数指定することもできます。 mysqldump -uroot -p -hlocalhost database_name
わたし的棚ぼた一万円選書 急に千葉さんに手渡された封筒、開けてみたら1万円札が1枚。何ごとかと思えば、同期の出張を代わったお礼をもらったらしい。 「葵はワンオペで育児してくれたから」と半分わけてくれました。 泡銭の1万円 これはもう、わたし的1万円選書をしろという思し召しなのでは……
指標を読む ロードアベレージ # uptime 15:40:33 up 357 days, 22:34, 2 users, load average: 0.19, 0.17, 0.12 コマンド uptime。load averageに続く3つの数字が過去1分間、5分間、15分間の平均値を表します。 意味 処理を実行したいが、なにかしらの要因で実行を待たされているプロセスの数を表します。したがって、ロードアベレージが高い状態とは多くのプロセスが処理を実行できずに待たされている状態、ということになります。 解釈 なにかしらの要因としては「ほかのプロセスにCPUが使われていて、空くのを待っている状態」と「ディスクに読み書き要求を発行していて、その結果を待っている状態」の二種類が考えられます。前者は「CPU使用率」、後者は「I/O待ち率」として数値化することができます。ロードアベレージを見ただけ
mailq を実行すると、 -Queue ID- --Size-- ----Arrival Time---- -Sender/Recipient------- CFC83527CBDA* 851 Thu Oct 3 11:06:56 foo@hogehoge.jp (delivery temporarily suspended: host smtp.hogehoge.jp[111.222.111.222] refused to talk to me: ・・・・) recipient1@fugafuga.com recipient2@foofoo.com recipient3@barbar.com のようにキューがリストされる。(上記は一件のみ) この場合、送信元アドレスはfoo@hogehoge.jpであり、送信先は、recipient1@fugafuga.com、recipi
2014年03月14日15:55 カテゴリprogramming 【JavaScript】 New Relicのなかなか凄い新機能を試してみた こんにちは、こんばんは、おはようございます。株式会社adingo 高橋です。 弊社adingoは月間200億impを捌くSSP「Fluct」を提供しており、100台近いサーバでリクエストを捌いたり、大規模データの分析をしております。 さて、そんな仕事とは直接の関係は無いですが、最近New Relicがなかなか凄い新機能をβリリースしていたので簡単な紹介をしたいと思います。New Relicとはアプリケーションとサーバのモニタリングを行うサービスです。yumでagentをインストールするだけで手軽に導入できます。今回紹介する新機能は「JSのエラーレポート機能」と「AJAXの実行時間レポート」で、リリース文は以下となります。 http://blog.n
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